- 2013年11月08日12:00
名古屋市科学館で半日過ごしてみた〜マイナス30度の極寒体験・フーコーの振り子・テスラコイル・科学館ならではの面白ロッカーまで〜
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まる2日滞在した名古屋。
「名古屋市科学館」にも行きましたよ。ここではほぼ半日過ごしてました。
お台場にある博物館「日本科学未来館」。映写型地球儀ヤベエ!
過去お台場の「日本科学未来館」に行ったことのあるわたくし。その時はその展示物の多さにほとんど回り切れず残念な思いをしましたが、ここ「名古屋市科学館」も同様に半日じゃ見きれないほどの展示物の多さと質!超楽しい。
まず科学館の目の前には国産ロケット「H-II Bロケット」の試験機実機展示。
実際宇宙に行ったロケットではなく(そりゃそうだ)、開発途中で使用されていた実験機です。
ただし、ロケットの先端右に付いている小さな突起。これに限っては宇宙に行った「H-II B」の実際のパーツが取り付けられています。
これがどれだけ大きいか、そして近くで見ることができるか、写真に写る人間の大きさでわかってもらえますよね。
こんなものに出迎えられて、ワクワクしないわけないじゃないですか。
館内はさまざまなテーマに沿って、階やフロアに分けられています。
これはマプサウルスの化石を展示している「地球のすがた」コーナー。
これは「宇宙のすがた」コーナーにある、月探査機体験。
カメラが取り付けられているラジコンで、月面を模したフロアを利用者が探査することができます。
これは同じく「宇宙のすがた」コーナーの、1962年の開館当初から2010年まで「名古屋市科学館」で現役だったプラネタリウム投影機の実機。
アナログ的なスイッチがたまりませんね。
これは「生活のわざ」コーナーの名古屋市の模型。
単なる模型ではなく、港や工場で人間がどんな技術を使っているか、映像パネル等で学ぶことが出来ます。
これはゼンマイ式時計の拡大模型。
竜頭の部分をねじると、ガッチゴッチと音を立て、時計がどんな構造で針を動かしているのか丸わかりなスケルトン仕様。
この動き、音、機械好きにはたまらんものがあります。
2階の吹き抜けから休憩室を見下ろすと、何か円形の展示があります。
これは地球の自転を証明する装置「フーコーの振り子」。
高い天井から吊るされた鉄球はゆっくりと揺れ、地球の自転を証明する為に鉄球の先に付いた棒が、15分に一本、盤面のスイッチを倒して行きます。
その他「プラネタリウム」や、竜巻が実際起こる様子を実験する「竜巻ラボ」等があるのですが、そうした体験コーナーで面白かったものを2つ、紹介します。
ひとつはこれ。「放電ラボ」。
赤と青の二つの塔が見えますね。これ、
テスラコイル
です。
テスラコイルが実際に放電し、火花を散らす様子をほぼ真下から見ることが出来ます。
その音と光の迫力は、体験しないとわかりません。
このラボ内に入った親子連れのお子さんが、その音に泣いて退場する一幕があるほどに、大音量と、眩しい稲妻。
ここに来てこれを見ないことには勿体ないですよ。
そしてこちらは「極寒ラボ」。
南極のマイナス30度の世界を体験出来るラボで、入るには防寒着を着込んで、
入口→マイナス10度の部屋→マイナス30度の部屋→マイナス10度の部屋→出口
と、身体を温度に慣らしつつその寒さを体験出来る場所。
マイナス30度の世界では、氷が折れずに曲がります。
マイナス10度の予備部屋で、iPhoneが使えるか確認してみました。
マイナス30度でも、iPhoneはきちんと機能してくれました。
まあ展示品を撮影しているわけですから、iPhoneが使えることは当然ですが、やはり急激な温度変化で本体内に霜がおりることもあるので、その取扱には注意が必要です。
マイナス10度の部屋から出ると、メガネは曇りますし、デジカメのレンズも曇りますからね。
まだまだ紹介し足りない展示品もあります。
というか見られなかったんですけれどもw
やはりこういう科学博物館系は、まる一日いても飽きないし、何度でも来たくなりますよね。
最後にひとつだけ、ロッカーを紹介します。
展示品を見学して回るには、荷物がジャマ……という際は、ロッカーに荷物を預けましょう。
元素周期表です。
元素番号に対応した元素記号が表記されているロッカー。
これは「科学館」ならではの面白デザインですね。
名古屋市科学館
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
ポスター 写真入り元素周期表 The Illustrated Periodic Table of the Elements
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