- 2013年10月23日19:00
atle川崎のラーメン名店街「ラーメンSymphony」で、時代を作った名店の底力を見た
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「うまいぜベイビー」のキャッチコピーでお馴染み、超有名ラーメン店のひとつ「なんつッ亭」。
どうにも行列が苦手でそんな超有名店はあえて避ける傾向にあるわたくしですが、ここ、川崎アトレ内の「なんつッ亭」は列無しの穴場でしたね。
川崎アトレのB1Fの一角は「ラーメンSymphony」という名で、有名ラーメン店が集まっています。
「なんつッ亭」「中華そば いちや」「らぁめん大山」「麺家 徳」「たんめん専門店 百菜」。
さて、この5店舗の中からどこに入るべ……と悩んだ結果、
選んだのが「なんつッ亭」でした。
ラーメントレンドは流れが早く、かつて一世を風靡した黒マー油豚骨ラーメンも、列なし余裕か。
とは言え食べたことないし、入ってみるか。
イマイチだったら「ラーメンSymphony」の紹介にとどめよう……と思ったくらい、拍子抜けの空席状況。
ですが、ここにこう書いているということはつまり、
美味かったんですよ!
黒いマー油の浮いた、豚骨ラーメン。
黒い。黒いぞ!
半分スープに浸かったチャーシューを持ち上げると、黒マー油がだいぶ絡みます。
確かにこの黒マー油、かなり麺や具にからみつき、その香ばしさが鼻孔をくすぐります。
ちぢれの無い中太麺は、ホギッとした歯ごたえがあり、マー油の香ばしさとスープの甘味、旨みの三重の衣を纏って、これうまいですよ。
麺自体の量も小ぶりのどんぶり一杯に入っており、見た目からの想像よりも多いです。
小さな角煮がスープの底に隠れていました。
お宝はっけん! これはうれしい。
チャーシューも角煮も見た目は硬そうですが、食べるとほろりととろけます。
ガツンと来る至極の一杯。
列のない様子を「かつての名店」みたいな想像をして、ほんとごめんなさい。
さすがは時代をひとつ作った名店の底力みたいなものを感じましたね。
ブームでいろんな味が時代時代でもてはやされますが、私はこんなガツン系が好きなんですよ。
ところで、ほぼ食べ終わった頃に、店内の掲示に
「にんにく絞り 無料」の言葉を見つけてしまいました。
うわ、残念! 生にんにく絞ったら、これはさらにイケるはず!
あとから気付いたのだから仕方ないです。これは今度来た時に試してみることにしましょう。
この記事を書きながら、既に黒マー油の香ばしさが口内に再現されて、ヨダレが出てます。
自宅から最寄りの「なんつッ亭」はどこかしら……と、検索してます。
うむ、品川か。
だいぶわたくし、今更ハマっちゃったようですよw
なんつッ亭
http://www.nantsu.com/