NewsACT

あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 19:00

【閉店しました】荻窪はラーメンの街?立ち食いそばの街?「天亀そば」の煮干しラーメンがやすうま!

画像7
先日「荻窪駅独自のゆるキャラ」として「おぎドルちゃん」を紹介しましたが、荻窪には「荻窪ラーメン」と呼ばれるご当地ラーメンがあります。
とはいえ、さほど味に統一感があるわけでもなく、ラーメン店舗も多いわけではないんですよね。
正直なぜそんなに「荻窪ラーメン」と言い張りたいのか疑問なくらい、荻窪においてはラーメンはそうメジャーではありません。

それより荻窪は、というか荻窪駅周辺は「立ち食いそば」激戦区であるということはご存知でしょうか。


駅の構内にたいてい1つは立ち食いそば屋があり、駅周辺にも1つや2つ、立ち食いそば店があるものですが、
荻窪駅の構内には2つ。
荻窪駅から徒歩30秒以内に3つ。
都合5店舗も立ち食いそば屋があるんですよ。
これは荻窪駅の規模から言っても、多いほうと言って過言ではないと思われます。

画像3
「大江戸そば」(荻窪駅中央線ホーム)


画像11
「駅そば爽亭」(西口改札前)
(→脅威の7種トッピングを+150円で全乗せ!駅そば「爽亭」の乗せ放題サービスがすごい

画像4
「富士そば」(北口ロータリー)

画像12
「富士そば」(東口すぐ)

画像5
「天亀そば」(西口北側)

……と、駅から離れず5店舗も立ち食いそばがあるわけですよ。
特に「富士そば」が北口と南口に線路を挟んで2店舗あるというのは、「富士そば」が妙にチカラを入れている場所だということが考察でき、やはり荻窪はラーメンではなく立ち食いそばの街だと言うことが出来…………

画像6

……ん!?

「そば屋の煮干しラーメン」!?

荻窪駅西口北側の「天亀そば」にこんな立て看板が置いてありました。
立ち食いそばでラーメンを提供する店は確かにありますが、こちらは妙にラーメンにチカラを入れている雰囲気がします。
食べてみましょうか。

画像7
と、のれんをくぐり食券を渡し、出て来たものが冒頭のこの写真のラーメンです。
「和風 そば屋の煮干しラーメン」。

まごうことなき醤油ラーメンです。
ですが、他の立ち食いそばチェーンのありきたりな醤油ラーメンに比べ、どこか本気度の見える佇まい。

画像8
大きくきらめく脂は、写真で見る以上に実際はスープを覆うようにあります。
アツアツです。
具は見てのとおり、メンマ、ネギ、海苔、チャーシュー、そしてナルトと、いわゆる東京醤油ラーメンの基本の姿。

画像10
立ち食いそば屋なので、このラーメンにしかお店的には必要性のないチャーシューも、しっかり作ってます。
ペラペラのハムみたいなものではなく、しっかりした噛み締めがいのある厚みと、よく味の染み込んだトロリとほどけるようなチャーシュー。

画像9
麺もしっかりコシのある軽くちぢれのある中華麺。
これをすすると、煮干しダシの魚の香りが鼻をくすぐります。

スープは醤油味が濃過ぎず、煮干しのダシも強過ぎず、しかししっかり自己主張している感じ。
「当店は煮干しダシを使用しています!」というお店が往々にして「ダシっていうか魚くさいよ……」という場合がありますが、コチラの煮干しダシは魚の旨みが醤油の味を膨らませている感じで、するする、ごくごくとあっという間に完食。
丼を置いてひといきついて、え、ここラーメン屋じゃないの? という気分になりました。

このラーメンが立ち食いそば価格、380円でいただけるのはかなり素晴らしい。

荻窪が立ち食いそばの街――そんなふうに思ってたこともありました。
やっぱり「荻窪はラーメンの街」でした。


天亀そば 荻窪店
東京都杉並区上荻窪1-10-12