- 2013年10月19日12:00
東京に現存する最古の神輿の、知ってはいけない話
当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

ベンチで昼寝する姿さえ見える、この神社の境内。
渋谷駅にほど近い「金王八幡宮」です。
小さい敷地ながらも、渋谷駅から徒歩5分程度の好立地にも関わらず、閑静で人も少なく、ちょっと立ち寄る場所として穴場です。
ここには貴重な宝物が展示され、自由に見学も出来るようになっているんですよ。
その貴重な宝物とは……

こちらが金王八幡宮の宝物館。
扉は開け放たれ、自由に入れるようになっていました。
この中には、
「算額」と呼ばれる江戸時代の数学問題を書き記した絵馬、
絵馬としては大きなタイプの「大江山鬼退治之図」絵馬が展示されているほか、

ガラスに反射して中が見えづらくなっていますが、お神輿があるのがわかるでしょうか。
特に黒く塗られた左の神輿は貴重な文化財のひとつで、
展示パネルによると、
「都内で現存する最古の神輿で、鎌倉七神輿のひとつとされている」
おや? と思いませんか?
都内の、
最古の、
鎌倉七神輿。
なぜここに……!?
その真相、というか一説が同じパネルに書いてあります。意訳して書きます。
「江戸時代の金王八幡宮の氏子が鎌倉八幡宮大祭に参詣し、その時『鎌倉七神輿』のひとつだったこの神輿を担ぎ出し、そのまま持って来てしまった」
っておーい! それあかんやつじゃないの!!
金王八幡宮
http://www.geocities.jp/ynycr674/index.html