- 2013年10月11日19:00
地元民がこっそり集う駅から離れた名店・船橋「食彩酒豪 じん」の創作料理”白レバプリン”に驚愕
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バゲットが添えられたこの料理、何だと思いますか?
レバパテ?
半分正解です。
これ、鶏の「白レバプリン」。
……って、なんだそりゃ!?
店構えの写真を撮るのを忘れてました。すいません。
船橋の居酒屋「食彩酒豪 じん」というお店に来ています。
船橋駅からやや離れた徒歩15分程度の、もうちょっと先に行くと住宅街――みたいな路地にある居酒屋で、おいおい、こんなとこにお店があってお客入るのかい!? と心配になる立地なんですが、
20人入れるかな? というキャパが、この日満席。
名古屋コーチンの焼き鳥をメインに据えた居酒屋で、船橋駅を利用する地元客が多い、地元の隠れた名店のようです。
この日のオススメメニューはこのとおり。
意欲的な創作料理が並び、こちらの名物である名古屋コーチンもタタキやユッケなども用意されていました。
しかしこの中でも特に、冒頭の写真にも掲載した
「白レバのプリン」が気になり過ぎる……!!
白レバプリンも含めて、いろいろオーダーしてみましょう。
クリームチーズのキッシュ。
名古屋コーチンの焼き鳥各種。
ちとピント合ってませんが、つくね。
唐揚げも単に揚げて盛っただけでなく、「食彩」というだけに海苔で美しく飾ってあります。
唐揚げに海苔。意外にいいですねこれ。
名古屋コーチンのササミユッケは、よくかき混ぜて、海苔に巻いていただきます。
今日の味は焼酎だ。焼酎に合う料理だぞこいつら……!
(ボトル頼んじゃいました。)
さて、ここで「白レバプリン」の登場ですよ。
いったいどんな料理なんでしょうか。
正体を明かせば、冒頭に半分正解と書いた「レバパテ」です。
鶏の白レバパテです。
鶏のフォアグラなんて呼ばれ方もする鶏の貴重な部位、白レバを使ったレバパテは、レバー独特の臭味はなく、濃厚な甘味さえあります。
そして上にかかっているのは焦がしカラメル。
店主に聞くと……
「”白レバのブリュレ風”ってのが正しい名前になりますかね。ウチ居酒屋なんで、レストランみたいにオシャレな名前よりわかりやすい”プリン”って名前がいいかなと思って」
白レバの甘味と塩味に、カラメルの甘味と苦味。
一見ぶつかり合いそうな個性が不思議とマッチしていて、これは意外なおいしさ……。
すいません、焼酎もう一本……!
中野から遠征して船橋に来ていることを忘れて、しこたま酔いました。
気付けば終電でなんとか帰宅している状態。
いや、さすがは「食彩酒豪 じん」。その名のとおり、彩りのよい料理に、酒に合う料理の数々です。
わりと頻繁に創作料理を開発するので、もう一度訪れた時にこの「白レバプリン」を食べられるかはわかりませんが、きっとまた意外な料理を用意して待ってくれているに違いありません。
地元客ばかりに味わわさせてはもったいない!
そう思ったお店。
船橋方面にお出かけの際は、ぜひ足を運んでみてください!
食彩酒豪 じん
千葉県船橋市本町2‐24‐4
(日曜定休)
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