- 2013年09月11日12:00
いわゆるつけ麺スタイル・濃厚トリプルスープにつける麺は…純和蕎麦!?「つけ蕎麦 安土」
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ありそうでなかった、いわゆるラーメンのバリエーションとしての「つけ麺」スタイルでいただく「和蕎麦」。
これ意外に……アリですよ!
この文字通り「つけ蕎麦」をいただけるのは、高田馬場にある「つけ蕎麦 安土」。
やや高田馬場駅から離れた早稲田通り沿いにあります。
(早稲田大学とは逆方向)
店頭にはこんなメニュー看板が。
「一番人気」
「鶏つけ蕎麦」
「中盛り・大盛り・生卵 無料サービス」
気になる……。
さっそく中に入ってみましょう。
オーダーは食券式。扉を入ってすぐに食券機がありますのでそこで食券を買い、席について食券を出します。
席はカウンターとテーブル席があります。一人なんでカウンターに座りました。
目の前には生玉子、ゴマ(とすり鉢)、揚げ玉、酢、そして珍しく山椒が置いてあります。
バリエーション豊富な無料トッピング。
特に生玉子が無料なのはうれしいですね。
トッピングのアレンジ法も詳しく説明されています。
ここは最後の「店長スタイル」を試してみましょう。
「鶏つけ蕎麦」が着丼するまでに、しづ心なくゴマを摺ります。摺~り摺り。
まもなく着丼。
完全に和蕎麦ですね。
ですがつけ汁がまるで蕎麦らしくありませんね。
濃厚そうに油が浮き、ネギや糸唐辛子も美しく、これはうまそう。
鶏そばですから、底をさらうと鶏の香味揚げが2個沈んでいました。
汁は「トリプルスープ」。動物・魚介・野菜の3つらしいです。
(この場合トリプルって豚骨・鶏ガラ・魚介じゃないのかな。)
蕎麦もかなりエッジの利いたしっかりとした和蕎麦ですね。
よく冷やして締めてあり、香りも良し。
(ただ、中華麺の大盛りに比べるとややボリューム感が少ない気も。)
最初のひとくち目は、「店長スタイル」その1、そのままいただきます。
濃厚な出汁汁。油の旨み。
加えて山椒を始めとしたスパイスも効いており、かなりパンチのある味です。
鶏香味揚げも自らの脂に濃厚つゆをまとい、ジューシーです。
さて、「店長スタイル」その2、蕎麦にすりゴマをかけて食べたわけですが、ゴマを摺る写真は撮ってあったのに、蕎麦にすりゴマをかけた写真を撮り忘れていました。
すいません。
心は「その3」に向かっていたのです。
ええ、私はつけ麺やラーメン、うどんや蕎麦に「生玉子」を入れるのが好きでしてね。
ときめくじゃないですか、醤油色したつゆに鮮やかな黄色がぽっかりと浮かんでいる様。
そしてそれを溶き崩して、麺にからめてすする味。濃厚かつ甘みがあって、私はそれがたまらんのです。
「その2、すりゴマ」はこの時点ですでに汁にゴマが浮かんでるんで、試したこともわかってもらえますねw
いや、たぶんここの蕎麦、ふつうに和蕎麦スタイルで食べても美味しいと思います。
これだけ濃厚な味に仕上がったつけ汁に、ツウぶらずに蕎麦を全部つけてすする。
それなのに蕎麦の香りが負けずに、そして温かいつけ汁をくぐらせたのにつるりと喉越しの良いままで、ほとんど噛まずに胃に流し込みたい! そんな蕎麦です。
いやあ、いいですよ「つけ蕎麦」!
もちろん最後にスープ割りならぬ、そば湯割り。
和蕎麦だからこその最後の一服。
つけ蕎麦 安土。
高田馬場のここを本店に、歌舞伎町に支店があるようです。
双方で若干のメニューの違いもあるようなので、とりあえずは近場のほうを試してみてもいいかもしれません。
ま、高田馬場と歌舞伎町もたいがい近いですけどねw
つけ蕎麦 安土 高田馬場本店
東京都新宿区高田馬場4-18-9
http://www.tukesoba-aduchi.com/
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【猪原 賽】