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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 22:00

歌舞伎町のど真ん中の庶民派立ち呑み「龍馬」の串揚げがお手軽うまい

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新宿で串揚げ食べたい。
という時に気軽に入れるお店が歌舞伎町のど真ん中にあります。
ここは歌舞伎町のメインストリート、旧コマ劇場までストレートに伸びる通りにある立ち飲み屋「龍馬」。
この写真の真ん中の串、何だと思います?

「龍馬」の名前でわかる通り、土佐・高知県的なイメージのお店。
高知と言えば……
そう、カツオタタキの串なんですよ。
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歌舞伎町入り口のゲートのあるドン・キホーテの角を旧・コマ劇場のほうへ向かうと、通りの左手にこんな看板が見えます。
「立ち呑み龍馬」。この看板の奥にお店があります。

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中に入るとこのように、いたって普通の立ち飲み屋。
店の入り口の隅に見えるコレ、なんだと思います?

これ、アサヒビールの夏の風物詩、「アサヒスーパードライ エクストラコールド」生サーバー。
氷点下まで冷やされた生ビールを提供出来る特別な生サーバなんです。
アサヒがこの生ビールを普及させるために期間限定で各地に設置した「エクストラコールドBAR」では、一杯500円程度で提供されているこの「エクストラコールド」。

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「龍馬」なら、390円で飲めます。

いやー、一瞬もう夏も終わる……みたいな涼しい時期がありましたが、まだまだ残暑は続くもよう。
乾いたノドを潤す氷点下のビール。うまいっす!

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立ち飲みの「龍馬」は、メニューはわりと少数精鋭となっています。
メニューに一列「串揚げ」があるものの、メニューのその右に見える「一品料理」の数は少なく、バリエーションは少ないです。
でもいいんです。
立ち飲みですから、一杯二杯に数本の串揚げ。1,000円ちょっとでほろ酔いになり、サッと出て行くお客さんばかり。ひっきりなしに客は入り、そして出て行きます。回転早い。

さて、私にも串揚げが届きました。

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頼んだのはこの4本。上から、
  • 鶏肉(チューリップ) 150円
  • レンコン肉詰め 130円
  • 龍馬(カツオタタキ) 170円
  • 紅しょうが 90円

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で、これが冒頭にも書いた「カツオタタキ揚げ」です。
さすがに油で揚げてしまうので、生の部分はないにせよ、タタキとしての味がしっかり染みこんでいます。
(店員さんに「これだけはソース付けないでくださいね」と注意されました。)
これ、なんでしょう。魚のカツのはずなのに、肉にも似たもっちり感。
醤油味の付いたカツオはまるで臭味もなく、サッパリといただけます。

こらビールが進むわ!

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「二度付け禁止」のソースつぼ。
キャベツは串揚げを頼むと無料サービスで付いて来ます。
揚げ物で濃くなった口を、ビールで流す。
さっぱりしたところでまた串揚げを食べる。
揚げ物で濃くなった口を、キャベツでサッパリさせる。
また串揚げを食べる。

こらいいパターン入ったわ!

でも、私、串揚げというと特にコレが好きなんですよね。

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紅しょうがです。
最初に一本頼んでいましたが、さらに2本、追加してしまいました。
油を吸った薄い衣の付いた、口直しの定番・紅しょうが。
油の濃い味を食べつつ口内がサッパリする、一度で二度おいしい紅しょうが串。

ホッピーも頼んでこれらをサクサクいただき、30分強滞在し、1,500円でお釣りが来るほろ酔いコース。

え、ここ本当に東京で1番の歓楽街・歌舞伎町ですか?
と、あまりの下町っぽさにニコニコしながら……
私は二軒目を求めてゴールデン街へ向かうのでした。

新宿で用事があって、ちょっとした間に時間調整的に軽く飲むのにちょうどいいですよ。


立ち呑み龍馬
東京都新宿区歌舞伎町1-17-13


【猪原 賽】