- 2013年08月19日12:06
この夏、星新一が生涯に書いた小説すべてが紙の媒体「本」として刊行されている状態に!
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(星新一公式サイトより)
電子出版でユーザーも著者もカンタンに本が出せるようになった昨今。
それでも「紙」の本という媒体にこだわる層も根強いですよね。
そんな「紙の本」での偉業・ビッグニュースが入って来ました。
この月末で、「星新一が生涯書いた小説のすべてが紙の本で刊行されている状態」となるそうです。
星新一といえば、言わずと知れたSFショートショートの巨匠。
彼が書いたショートショートは1,001編を超え、彼の著作を収めている新潮文庫だけでも3,000万部を超えて、今でも増刷を繰り返しています。
そして、そんな多くの作品の中でも、絶版となっていた……

「夢魔の標的」(長編)が8月23日に復刊。
また、書影は発表されていませんが、最後の未収録作品集、
「つぎはぎプラネット」が8月28日に発売。
この2冊をもって、
星新一の書いた小説すべてが、
紙の媒体の本として本屋に並ぶというのは、作家冥利に尽きる偉業ではないでしょうか。
星新一が亡くなって既に14年。
普遍的な言葉で全時代に合うよう言葉を選んで紡いでいた星新一のSF小説の数々。
夏休みの課題図書にするには、この2冊はやや遅いリリース時期になっていますが、上記の通り既刊は当然多いわけで。
お父さんお母さんは久しぶりに彼の本を、
お子さんは星新一という作家の新たな体験を、
この残り少ない夏の思い出にいかがでしょうか?
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