- 2013年08月04日22:00
持ち帰り専門「吉野家」!? 都内一等地に出店するメリットとデメリットを垣間見る
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先日、平日の昼間、東京・日本橋を歩いてましてね。
滅多に行かない場所なんですが、さすが一等地。
ワンコインで胃を満たすような、デフレメシ屋が少ない。
庶民にやさしくない街なのかなあとてこてこ歩いてたら、見つけましたよ、我らが味方「吉野家」。
でも、あれ? ここ、なんか……
ちっちゃくね?
というのも、すぐ理由がわかりましたね。
牛丼弁当専門店でした。
つまり、持ち帰り牛丼のみの販売。
席が必要ない分、家賃もかからず、一等地日本橋にもデフレメシが提供できるというわけですよ。
ちょっと調べてみたら、吉野家はこういう業態を2010年から展開しているようです。
営業時間も日本橋という土地柄か、24時間営業ではなく、
平日はランチタイムとディナータイムの数時間、
土曜はランチタイムのみ、
日祝に至っては店休という……
実は、買った牛丼弁当を食べるイートインスペースが用意されているんですが、もちろん弁当専門店なので、ここで食べる牛丼は、使い捨ての例のパック入りの牛丼弁当。
外のカウンターで買った牛丼を、自分で持ち込んで食べるわけです。
日本橋という土地だからこそ出来る、初期投資と経費のかからない牛丼の販売方法!
……と売上げアップを図った業態だったようですが、
日本橋だからこそ、逆になんか心もデフレて行くような……気が……します……。
ここ、日本橋一丁目店のオープンを伝える当時のニュースでは、「今後も都心で弁当専門店を展開する」とのことでしたが、筆者はここ以外、見たことがありません。
Google先生に聞いてみても、日本橋一丁目店以外は、
(Google Mapsより)
名古屋に一軒、あるだけでした。(高畑店)
おそらく日本でも1、2を争う小っちゃなサイズの吉野家は、日本橋「コレド日本橋」の裏手にあります。
珍しいお店なので、おヒマであれば探してみてください(笑)。