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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

年間来館者予想を上方修正するほど予想外の大人気!旧東京中央郵便局跡地JPタワー「KITTE」が楽しい

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本来の駅舎の姿として完全復元された東京駅。
それを見下ろす、素晴らしいビューイングポイントがあります。

それが、丸の内JPタワー。
その商業施設である「KITTE」の屋上庭園です。

丸の内JPタワーとは、旧東京中央郵便局跡地に建つ高層ビル。
その地下1階から6階までは、日本郵便が手がける初の商業施設「KITTE」として今年の3月にオープンしたばかり。
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オープンしたてのビルは非常にキレイで、三角状の広く高い吹き抜けは開放感がありますね。
飲食から日本のものつくりまで、こだわりのショップ・テナントが入る一方、

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6階屋上庭園は、絶好のビューポイントになっています。

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屋上と言っても、あくまでJPタワー内「KITTE」の屋上であり、庭園の背後にはJPタワー本体がそびえ立っているのですが。

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筆者が訪れた際は天気はあいにくでしたが、東京駅の駅舎に、

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ホームに並ぶ、電車の様子。
傘を差してまで庭園に出ている観光客の多さに納得。

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また、KITTE4階には「東京中央郵便局局長室」が残されており、かつての雰囲気のまま保存・公開されています。
この局長室には、

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1930年(昭和五年)前後に竣工・開業した東京中央郵便局庁舎の当時の様子の写真パネルを展示していたりします。
ちなみにここも東京駅駅舎を望む良いビューポイントでもあります。
かつて郵便局長しか見下ろせなかった角度で、東京駅を見下ろすことが出来るのです。

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また、KITTE2階、3階にまたがり、
JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディテク」が入居。

ここは日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営する、入場無料の博物館であり、
東京大学が1877年(明治十年)の開学以来蓄積してきた学術標本や研究資料など「学術文化財」が常設展示されています。

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インターメディテク公式サイトより)
その展示物の数々の写真は今のところ撮影できませんが、

・動物骨格標本
・剥製標本
・鉱物・鉱石標本
・実験器具


といった、歴史と由緒ある資料が所狭しと並ぶ様子は、かなりの圧巻。

骨格標本は、最大級となるとクジラ、最小級となるとネズミの頭部。
ニホンザル→チンパンジーとまるで類人猿の進化の過程図のように並べられた骨格標本の最後には、完全に人間の骨格標本(当人の名前入り)が並んでいたり、

刺青標本の額」と題された、何も飾られていない、何か人体の形をした染みのある白い額だけが設置されていたりと、
一瞬ビクッとするものまで陳列されています。

鳥類の剥製標本に至っては、数えきれないほどの鳥達が何列、何段にも渡って陳列されており、鳥好きな方でも若干ビビるんじゃないでしょうか。

古い木造校舎の暗い白熱灯の下、理科準備室でホコリを被っていたトラウマアイテムを、今明るい蛍光灯の下に持ち出して来た、そんな怪しさすら感じます。


――日本郵便が「KITTE」の年間来館者予想を2千万人に上方修正
(産経ニュース)

こんなニュースがつい先日あったように、筆者が「KITTE」を訪れたのは平日の昼間にも関わらず、観光客を始めとした利用客はかなりの数で、春にオープンしたばかりの東京の新名所としては、まずまずの出だしの様子。

復元された東京駅の見学のついでにでも、ここ旧東京中央郵便局跡JPタワー「KITTE」にも、足を運んでみてはいかがでしょう。


KITTE|キッテオフィシャルページ
http://jptower-kitte.jp/


JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディテク
http://www.intermediatheque.jp/


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