- 2013年07月23日07:00
北海道のローカルフード「ちくわパン」が高円寺でも食べられるらしいので行ってきた
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まるごとバナナ、まるごとソーセージときて次は……えっ？ちくわ？？？謎の食べ物「ちくわパン」を食べてみました
この記事で以前レビューしたフジパン製の「ちくわパン」。
まったく不勉強だったことに、意外なローカルフードとして有名だったんですね。
そもそもはテレビ番組「ケンミンSHOW」でも取り上げられた北海道・札幌のパン屋「DONGURI」が発祥らしいんですが、
高円寺にもちくわパンを販売しているパン屋があると聞きつけ、行って来ました。
それがこちら。高円寺ルック商店街の「ベルゲン」です。
狭い店内には焼きたてのパンの香りが漂い、３人ほどのお客さんで窮屈な印象ですが、お客は途絶えない、町の名店の貫禄。
食パン、惣菜パン、サンドイッチ……といったラインナップの中から「ちくわパン」を発見し、買って来ました。
それがこちらです。
網状になったパンの切れ目から覗く、たしかにちくわ。
切ってみると……
ありゃ、ちょっと包丁の切れ味悪くて潰れてしまいました。すみません。
しかし確かにこれもまるごと一本のちくわが入った、まさしくまるごと「ちくわパン」です。
ちくわの穴の中には、柔らかいクリームチーズが注入されており、
またパンの表面にも溶けたチーズがよい香りに、食欲をそそる焦げ目を出していて、いいですねこれ。
フジパン製のちくわパンは、正直言って違和感の妙味しかなかったんですが、こちらベルゲンさんのちくわパンは、パン層がやや少なめで、チーズが多めで、ちくわとパンの組み合わせの違和感を消しています。
むしろチーズとちくわの合わせ技がその個性になっていて、
ほら、ちくわにチーズ入れて酒のつまみにしたりするじゃないですか。
あのイメージのほうが強いです。
まさに和の惣菜パン！ といった感じで、かなりこれは気に入りましたね。
これは、ちくわパン１個買うだけではもったいないかなーと、一緒に買い求めた「広島風お好み焼きパン」。
一見お好み焼きですよね。
でももちろん、広島風お好み焼きとは違う、厚手のパン生地で具材が包まれています。
その中身の具材も、ざく切りキャベツに焼きそばと、わりと大胆に具が入っています。
ソースの風味とマヨネーズの酸味が、また……
あっ、これ、焼きそばパン……！！
だったらまずいわけがない！ うまい！！ とつい今更気付いてしまいました。
奇をてらっているようで基本に忠実な、町の安心パン屋さん。
それが「ベルゲン」なんだと思いました。
ちなみに店頭には、こんな看板が。
アイスパン。
どうやらバニラアイスをパンに挟んだものらしいんですが……
やっぱり奇をてらっているのかな？（笑）
いや、ほんとに基本に忠実かつ柔軟なパン屋さんなんだと思います。
今度はアイスパンに挑戦しに行きたいと思いますね。
オーロールベルゲン新高円寺店
東京都杉並区高円寺南３丁目２１－１４
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