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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

インスタント麺の歴史を塗り替えた「新らしい味!」は「懐つかしい味!」サッポロ一番のサンヨー食品の「長崎タンメン」60周年復刻版食べてみた

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ここ最近でこそ「マルちゃん正麺」を筆頭に、まるで生麺!を標榜するインスタント麺市場が活気づいていますが、この即席袋麺と言えば長年、「サッポロ一番」がシェア・認知度共にトップの座にいました。

この「サッポロ一番」というブランド名は今では製造元の「サンヨー食品」より有名だと言って良いと思います。
そんなサンヨー食品の記念すべき歴史的商品が復刻発売されていたので紹介したいと思います。

「長崎タンメン」。
この商品、実は即席麺の歴史から言って画期的だった歴史的事件があるのです。それは……
1964年に発売されたサンヨー食品の「長崎タンメン」。

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パッケージには「60周年」と書かれています。
半世紀以上も昔に誕生したこちらの商品。

今でこそ会社の代名詞になっている「サッポロ一番」のブランド名がまだ無かった頃にサンヨー食品が出したもので、即席麺市場においては後発だったのですが、
(チキンラーメンはもちろん、出前一丁より後発)

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新らしい味」とあるように、実は、

即席ラーメンとしては初の塩味ラーメンだったんですよ。
この「長崎タンメン」以前の即席ラーメンには、醤油味しか無かったのです。

当時画期的だった「塩味」を主張する為にわざと漢字の送り仮名を間違える炎上商法、というわけではないでしょうが、このタンメンという「塩味」の即席麺の登場は、日本にタンメンブームを巻き起こすほどだったそうです。
また、「長崎」という地名を冠したご当地グルメ的な印象を与える商品名もそれまでの即席麺に無く、今でこそ地方色豊かな商品名・グルメは数多いですが、そういうマーケティング的な意味合いでも画期的だったと言えます。

「長崎タンメン」の成功でサンヨー食品は即席麺メーカーとしての認知度を爆発的に上げ、
以降、「サッポロ一番」ブランドの登場で、即席袋麺市場を独占、牽引するメーカーとして不動の地位を築きました。

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さて、そんな復刻版「長崎タンメン」。
袋を開けると、ウェーブがかった見慣れた麺と、粉末スープが入っています。
この形状、ホントに昔から変わりませんよね。

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調理すれば、見慣れたインスタントラーメンの出来上がり。
これですよ、これ。
インスタントラーメンはもはやラーメンではなく、インスタントラーメンという1ジャンルのメニューですよ。

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せっかくタンメンですので、野菜をたっぷりトッピングしていただきましょう。

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ふにゃっとした麺に、やや濁った塩スープ。

さすがに筆者は「長崎タンメン」を懐かしい!と思うほどまでにはオッサンではないのですが、
小学生の時、土日の昼にはよく、野菜炒めをたっぷり乗せたインスタントラーメンを親に作ってもらったものです。
特に「サッポロ一番塩ラーメン」はお気に入りでした。
なんだかそれを思い出しちゃいます。

この復刻版、今年2月に発売開始されたようで、近所のスーパーでは既に見かけなくなりました。
もしかしたら期間限定販売だったのかしら、なんても思いますが、まだAmazonでは購入可能のようです。

気になる方はぜひ、
懐つかしい!」という方もぜひ、買って食べてみてくださいね。
送り仮名は「新らしい味!」に習ってわざと間違えてみました。


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