- 2013年05月26日12:00
寂しさを紛らわす為にオプションいっぱい付けてみた…小平名物「糧うどん」とは?
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「武蔵野うどん」というご当地グルメのジャンルは、讃岐うどんや富士吉田うどんなどの狭い地域での局所的なご当地グルメとは違い、
埼玉から東京西部にかけての武蔵野と呼ばれる広い範囲内でのうどん食文化全体を指します。
その中でも東京西部・小平市に「武蔵野うどん」の一種とされるご当地うどんがあります。
それがこれ。「糧(かて)うどん」。
小平名物「糧うどん」をいただける店があるということで、行って来ました。
東京都小平市。
小金井街道沿いにある「甚五郎」がそのお店。
メニューに大きく紹介された、「糧うどん」。
その説明を読むと、「小平糧うどん」がいったいどのようなうどんかわかります。
「うどんだけではさびしいので 地元で採れる野菜を〝おかず(糧)〟として うどんに添えて一緒に出したのが、『糧うどん』と呼ばれ」たそうで。
さて、その現物がこちら。
なめらかで美しい冷たいうどんは、いわゆる「武蔵野うどん」とは違い、ガシガシと噛み締めるあのコシはありません。
が、ちゅるんと細くもちもちとした食感は、おいしい手打ちうどんと言って良いでしょう。
つゆは「武蔵野うどん」同様、温かい汁が用意されます。
具はありません。
(ネギは写真撮るまえについ入れてしまいました。)
これが「糧うどん」を糧うどんと呼ぶ所以。「糧」です。
茹でたインゲン、ニンジン、大根、ほうれん草。
この「糧」を、
あたたかいつゆにぶち込んでいただくのが「糧うどん」のスタイル。
「武蔵野うどん」基本スタイルの肉汁やきのこ汁のパンチこそ無いものの、バラエティ豊かな野菜で彩られ、おいしくいただけます。
でもやっぱり、正直物足りない……
という声に答えた結果でしょうか。
おむすびもセットになっています。
炭水化物に炭水化物を重ねるセットメニューながら、野菜もたっぷりいただける、ヘルシーなうどん。
それが小平「糧うどん」。
その美味しさは店内の有名著名人のサイン色紙を見れば、どれだけのお客さんが集まっているのかわかりますね。
「ドカベン」作者の水島新司、
ジブリのプロデューサー・鈴木敏夫、
「ワンピース」ナミ役声優・岡村明美
といった名前が見えます。
「ぶらり途中下車の旅」でも紹介されたようですね。
(ポスターの年季を考えると、けっこう前になるんでしょうか笑)
なお、小平市の郷土遺産を伝えるテーマパーク「小平ふるさと村」では、
毎週土日限定営業で、小平の地粉を使った「糧うどん」を提供しています。
(一日50食限定)
公式サイトの写真を拝見するに、「小平ふるさと村」でいただける「糧うどん」は、より「武蔵野うどん」に近い硬さ重視のごわごわうどんをいただけるかもしれません。
甚五郎
東京都小平市鈴木町2丁目865-8
042-385-8551
小平ふるさと村
http://kodaira-furusatomura.jp/