- 2013年05月10日21:00
フクロウとミミズクの違いは? などの疑問に答えるミニ博物館「豊島ふくろう・みみずく資料館」に行ってみた
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池袋を擁する東京・豊島区。
池袋と言えば待ち合わせ場所に「いけふくろう」があり、
郷土の伝承にもフクロウやミミズクが実際住んでいた街とあるのですが、
豊島区の形自体もフクロウに見える、というのは知りませんでした。
……ということを始め、人間とフクロウの関わり方や、豊島区のフクロウについて学ぶミニ博物館が池袋にありました。
それが「池袋ふくろう・みみずく資料館」。
場所は、南池袋小学校。
え? 小学校? とおもいますよね。
実はここ、豊島区立南池袋小学校の敷地内にある博物館で、
小学校が閉まっている土曜日・日曜日限定で開館しているんです。
入場も無料。
平日、フラッと小学校の門をくぐろうものなら、不審者以外の何者でもありません。
しかし休日であれば問題なし。
ぼ、ぼくは「豊島ふくろう・みみずく資料館」に来たんですからね!(挙動不審)
学校の門をくぐって左側に、資料館の入り口があります。
中に入ると、ふくろう・みみずくに関する展示がびっしり。
冒頭に貼った写真、このふくろうを模した豊島区地図も中に展示されていますし、
ふくろう(みみずく)をモチーフとした彫像や、
豊島区に江戸時代から伝わる郷土おもちゃ「すすきみみずく」の展示、
そしてふくろう・みみずくの生態を学べるパネルなどがあります。
特に伝統的なおもちゃ飾りである「すすきみみずく」に至っては、
「豊島ふくろう・みみずく資料館」のある南池袋小学校の校章のデザインになっています。
ところで、フクロウとミミズク。
アザラシとアシカ、鷹と鷲の例のように、一体何が違うんでしょうか。
それもここで学ぶことが出来ました。
(一部例外もあるが)基本的にはあの姿をした鳥はフクロウの仲間で、
角のように突き出た羽「羽角」を頭部に持つ種が、日本ではミミズクと呼ばれているようです。
もちろんフクロウは日本でのみ生息するわけではなく、
しかし森の食物連鎖の中で頂点に位置する動物である為に、
世界各地、特にアニミズムが根付いた国や社会においては、昔から人々と神や精霊とを仲介する特別な動物であったらしく、
また、夜行性であることから「見張り」の象徴であったり、
「知恵」の象徴でもあったともあり、
フクロウはかなり古代から人間と深い関わりがあった動物なのだと学ぶことが出来ます。
「ハリー・ポッター」シリーズでも、シロフクロウは重要な脇役の「一人」でしたよね。
……と、展示を順に見ていくと、
「みみずく資料館おみやげ 1個¥500-」
おや、これはかわいらしいお土産。
つい買ってしまいました。
てのひらサイズのフクロウ(オオコノハズク)の置物。
これを飾って、ちょっとわたしの生活を見守ってもらいますわ。
冒頭にも書いたとおり、こちら「豊島ふくろう・みみずく資料館」は土曜・日曜の限定開館。
地味なミニ博物館なので、誰も客いないんだろうなと思ってたんですが(失礼)、
わたしが来館していた間にもぽつぽつと他の客が来ていて、豊島区のちょっとした観光スポットにもなっているようです。
豊島ふくろう・みみずく資料館
東京都豊島区南池袋3-18-12(豊島区立南池袋小学校内)
http://www.toshima.ne.jp/~zukuspot/
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