- 2013年05月09日12:00
井の頭自然文化園で人と鹿の関わりを学ぶ「御殿山鹿倶楽部」
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鹿の角は立派なものですが、成長するたびに大きくなるわけでなく、一年に1回抜ける、って知ってました?
そんな鹿に関する展示が井の頭恩賜公園内「井の頭自然文化園」で見ることが出来ます。
それが特設展示「御殿山鹿倶楽部」。
人間と鹿との関わりは古く、弥生時代までその証拠は遡れます。
土器や銅鐸に描かれた動物モチーフの絵。
その中でも特にたくさん描かれたのが、鹿だそうです。
確かに、このような絵、教科書などでよく見かけたように思います。
(このモニュメント、欲しいですね。)
戦国時代にもカブトの角に鹿の角が利用されたり、人の生活のすぐ隣に鹿はいたのですね。
ところで最初に書いたように、鹿の角は1年に1回生え変わります。
鹿が落とした実際の角が展示されています。
こうした角は、実際自然の中でどうなるか御存知ですか?
それが実際ここで実験されています。
このクリアケースの中には、鹿の角と、ネズミが。
そうです、鹿の角は、森の中の生き物のエサになるんです。
ここではこの特別展の会期中に、ケースの中に収められた角がネズミによってどれだけ食べられ、減るのかどうかを実験しているのですよ。
その他にも、
鹿の鳴き声に似た「シカ笛」の展示、
実際触れる鹿のヒヅメ、
シカの剥製……ん? 胴体に何かありますね。
これ、シカ帽子。
ご家族皆さんでこの帽子を被って写真を撮れる記念写真用のアイテム。
このように人と鹿の関わりを学べる「御殿場鹿倶楽部」ですが、近年鹿は増えすぎて、人間の生活を脅かす存在でもあるという、負の側面も展示されています。
鹿を囲って保護する為の、電気柵も展示。
(もちろん電気は通ってません。)
これらの展示は資料館での展示ですが、他にも井の頭恩賜公園内で鹿に関するスタンプラリーも開催、園内のスタンプを集めた方はオリジナルプレゼントがもらえる企画もやってますので、ぜひご家族で鹿について学んでみましょう。
スタンプラリーの開催は5月19日までです。
井の頭自然文化園(井の頭恩賜公園)
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/
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