- 2013年05月04日07:00
踏み絵からマリア観音まで。「キリシタン関係の遺品」展を見て来ました
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かつて鎖国をしていた日本の、キリスト教禁止令の象徴といえば、キリシタンをあぶり出すための「踏み絵」でしょう。
言葉では知っていたり、比喩としてその言葉を使ったりするものの、現物となるとなかなか見れるものではありません。
ところがこのゴールデンウィークいっぱい中まで、踏み絵の現物を見ることが出来ます。
上野の国立博物館 特集陳列「キリシタン関係の遺品 イエズス会の布教と禁制下の信仰」にて。

現在上野の東京国立博物館では、「大神社展」を開催。
しかしこの特別展は、国立博物館 平成館での催し。

国立博物館 本館では、常設展示や、別の企画展も開催されています。

その中でも特に興味深い展示は、この「キリシタン関係の遺品 イエズス会の布教と禁制下の信仰」展でしょう。

これは「マリア観音」。
観音菩薩像に模した、聖母マリア像。
隠れキリシタンは観音菩薩像を拝んでいますよ、という体で、このマリア像を拝んでいたわけですね。
もちろんこれは重要文化財指定されている、現物。ホンモノ。

これはキリスト像。

そしてこれが、多くの隠れキリシタンを苦しめた、踏み絵。


真鍮製で、摩耗すら見える、もちろんこれも重要文化財指定されているホンモノです。
これらすべては旧長崎奉行所に収蔵されていたもので、弾圧された隠れキリシタン達の遺物。
この他にも、ロザリオの欠片や十字架そのもの、
16世紀にヨーロッパで出版された「イエズス会士日本年報」(ルイス・フロイスが書いたもの。細川ガラシャの信心の深さを称える記事内容)など、
こんな貴重な資料はなかなか見ることは出来ないでしょう。
この特別展示の会期はこのGW中の5月6日まで。
「大神社展」は6月まで開催していますので、混みそうなGWは外そうかな……という方は、こちら本館の展示をご覧になるというのも手かもしれませんよ。

こんなにいろいろ展示されてますからね。
東京国立博物館
http://www.tnm.jp/
(キリシタン関係の遺品 イエズス会の布教と禁制下の信仰 紹介ページ)
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