- 2013年04月05日18:00
事前評価で過去最高の味!?マクドナルドの期間限定「チキンてりたま」を食べてみて、「てりたま」との違いを考えてみた
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販売不振に悩むマクドナルド。
「販売実績のある定番人気商品をベースにし」、「他のメニューで使用している材料を使う」という新商品開発を目指し、今回「チキンてりたま」が生まれたそうです。
たしかに「てりたま」は期間限定ながら毎年必ずリリースされる、定番の商品。
さて、チキンてりたま、その味は……

どーん。
ぺろんとはみ出た、テリヤキソースがどっぷりかかったチキン。

ジューシーチキンフィレオのチキンを使用しているらしいです。

宣伝で使用されている理想の写真に比べると、かなりガッカリな現実の見た目。
……ではありますが、普段の「てりたま」のポークパティに比べると厚みもジューシーさも段違いのチキン。

甘辛のテリヤキソースとレモン風味のマヨネーズの爽やかさ、そして玉子のコクと相まって、食べづらさを差し引いても美味いです。
マクドナルドの公式アナウンスによれば、
2006年以降に発売された新商品の中で、「最もおいしい」と評価され
たというのもうなずけます。
写真は写真、味は味。
現実の姿はアレですが、味は本物。
ちなみに、現在「てりたま」バーガーも並列して販売中。
ちょっと並べてみましょう。


チキンてりたま(理想)と、てりたま(理想)。

チキンてりたま(現実)と、てりたま(現実)。
皆さん、お気づきでしょうか。
「チキンてりたま」と「てりたま」。
パティが違うだけでなく、サンドされている具材の順番が違いますね。


上のバンズを取り外した、チキンてりたまと、てりたま。


チキンてりたまの断面と、てりたまの断面。
チキンてりたまは上から【バンズ・チキン・玉子・レタス・バンズ】、
てりたまは上から【バンズ・レタス・玉子・パティ】の順番で積まれています。
人気テレビ番組「お試しかっ!」のコーナー「帰れま10」において、モスバーガーがテーマとなった時、
・具の順番で味が変わる
・それが同じ具、同じバーガーだとしても
・なのでハンバーガーを上下さかさまにすると、味が変わる
という話題がありました。

ということは、てりたまを上下さかさまにして食べると、チキンてりたまの味に!!
……なーんてことはありませんが、具の順番で味が変わるというのは実感しました。
上あごに最初に触れる味、食感。
舌に最初に乗る味、食感。
咀嚼した時の味の混ざり方。
そのあたりが微妙にバーガーの味わいを変えるようです。
チキンてりたまのチキンは、上にも書いたとおり、ジューシーさとボリューム感がポークパティに比べてかなりあります。
例えばそのチキンの脂が、上から玉子、レタスへと染みていく。
あるいはレモン風味のマヨネーズを下にすることで、口に入れ咀嚼する時に、重い印象のあるチキンを舌の上で包み込んでまろやかにする。
という考え方が出来るとすれば、今回チキンてりたまのチキンが一番上に配置されているのは、単純に現行アイテムを流用する(=てりたまのポークパティをチキンと取り替える)だけではない、味の開発努力があるということでしょう。
すごいぞマクドナルド!
うまいぞチキンてりたま!
でも、ぜひ今度は、ビーフてりたまの開発をお願いしたい。
てりたまのポークパティじゃなくって、ビーフ100%パティか、クウォーターパウンダーのパティでがっつり牛のテリヤキ味を食べてみたいのですよ、マクドナルドさん。
マクドナルド
http://www.mcdonalds.co.jp/
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