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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

まるで見た目は“いったんもめん”!?川幅日本一の町の驚きご当地グルメ「川幅ラーメン」を食べてみた

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先日「鴻巣びっくりひな祭り」で訪れた、埼玉県鴻巣市。
市内を流れる荒川がその川幅が日本一に認定され、それにあやかったB級グルメ「川幅◎◎」を「こうのす川幅グルメ」と認定、まちおこしの一環として様々な活動をしています。

その多くは「川幅うどん」なのですが、市内で「川幅ラーメン」を出しているお店があると聞き、行って来ました。
まずは「川幅日本一」について。

MAP 1

鴻巣市東部を流れる荒川を表示したGoogle Mapsに、日本一の川幅を書き込んでみました。

「え?」と思いませんか?
川幅って、文字通り「川の幅」なんじゃないの? って。

ですが、国土交通省は河川敷を含めた堤防の間を「川幅」と定めており、それを元に計測すると、
荒川の河口より上流62キロメートル地点、
鴻巣と吉見町の間の両堤防間(河川敷)の幅が、 2,537メートルであり、日本最長の川幅となるのだそうです。

というウンチクはともかく、川幅ラーメンですよ。

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「川幅ラーメン」を出しているのは、市内の中華料理店「来集軒」。
やや駅から離れ、住宅街の真ん中にあるのですが、昼時ともなるとお客がいっぱい。

そのうちの半数は、「川幅ラーメン」を注文していました。

もちろん私も「川幅ラーメン」、いただきます。

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そしてこれが現物。
一見、鶏ガラ醤油かと思いますが、豚骨がメインのダシの、濃厚アッサリスープ……というと矛盾しているようにも見えますね。
でもなんというんでしょうか、さらっといただけるわりにはしっかりとコクがある、飽きずにいくらでも飲めそうなスープです。

そしてもちろん、

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日本一の川幅を1/42,000 の縮尺で再現した、実に 幅60mm の麺!

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すごい! きしめんも驚く幅と長さ!
これは見ただけで納得のB級グルメです。

でも、食べづらいんじゃないかとお思いでしょう?

そのとおりです。

手打ちの川幅麺は、ワンタンのぺろんとした食感と、ワンタンより厚くて長いモチッとした食感が同時に味わえ、実に美味いのですが、とにかく食べづらい。
一食分の麺がすべて川幅麺だと、かなり食べづらいはず。

それを解消するのが、

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普通の手打ち中華麺。
川幅麺と、通常麺を交互にいただくことで、川幅麺が食べづらくて箸をなかなか進められないストレスを解消しようという戦法。

しかもまたこの通常の手打ち麺も、程よく極太で、つるしこっとした食感とノド越しがたまらんのですよ。


これは確かに、こちらでしかいただけないご当地B級グルメと言えます。

市内にはこのほか、「川幅」を謳ったグルメは、

・うどん
・せんべい
・ケーキ

など、多数。
そのお店の一覧は鴻巣市の公式サイトにリストアップされていますので、ぜひこちらをご覧になってみてください。

特に「川幅うどん」は「第10回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」でも堂々の3位入賞。
これは次回の宿題にしたいと思います。


来集軒
埼玉県鴻巣市人形4-3-1
048-541-2678

こうのす川幅グルメ(鴻巣市観光協会ホームページ)
http://www.konosu-kanko.jp/gourmet/kawahaba_gourmet.html