- 2013年01月30日17:00
栃木県民のソウルフード!?「ちたけそば」とはなんぞや
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栃木県出身の知人に「『ちたけ』うまいっすよ『ちたけ』。栃木県民なら誰でも知ってる秋の味覚で、現地では奪い合うように食べるし、実家から送ってもらって自宅に冷凍してストックしてます」なんて言われていたのですが、そもそも「ちたけ」って何?
どうやらほんとに栃木県以外では見向きもされない食材らしいですが、日光中禅寺湖湖畔の「会津屋」という食堂で「ちたけそば」の看板を発見。
これは食べるしかない!?
というわけでお店に入ってみました。
福島でもないのに「会津屋」さん。
メニューのラインナップは、ちたけそば(うどん)とゆばそば(うどん・ラーメン)を筆頭に、山菜をトッピングした麺類です。
で、これが「ちたけそば」なんですが、
よく煮込まれた「ちたけ」と、茄子がどっさり乗っています。
これが栃木県民が愛してやまない「ちたけそば」です。
実際食べてみると……
よく煮込まれた茄子のやわらかさと、ちたけの独特のボソッともコリッともしている不思議な食感。
そして「ちたけ」由来のキノコダシがふわっと香って、これはうまい。
くせになります。
「ちたけ」とは「乳茸」と書き、「チチタケ」とも読みます。
wikiによると、
「栃木県では毎年のシーズンになるとこのキノコを目当てに山林に分け入り、遭難し死傷する者が後を絶たないほどの人気があ」り、「チチタケを食用とする習慣は少なくとも江戸時代の享保年間の時点で記録が存在」しているそうです。
しかし「地域によってはぼそぼそした食感が好まれず、見向きもされない場合もある」と。
確かに今回いただいた「ちたけそば」、食感だけならば茄子のほうが良い……というか、茄子がなかったら相当地味なそばになりそうな気配。
ですが確かに香りがよく、栃木人だけに独占させてはもったいないと思える食材でした。
冒頭の栃木県人が「実家から送ってもらってストックしている」というのが納得出来ます。
しかしなぜ「ちたけ」は栃木のみでメジャーなのか、すごく不思議です。
ちなみにこちら、どうしても冷たい蕎麦が食いたいという今回の旅のツレの一人が頼んだ、蕎麦セット。
ざるそばに、
ゆば煮がセットになったもの。
やっぱり日光と言えばゆばですよね。
なのにそういえば今回の旅で、私はゆばを食べませんでした。
もったいないことしたなあ。
会津屋食堂
栃木県日光市中宮祠2480
0288-55-0045
<オマケ>
会津屋食堂に置いてあった、お米のトレーサビリティを表示するPOP。
当店のご飯はすべて「国」産のお米を使用しています。
って、そういうことじゃないだろwwwwww
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