- 2013年01月17日12:00
「栄楽」の味を求めて……「中野大勝軒」に行ってきた
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幻となった「栄楽」の味を求めて……沼袋「丸長」のつけそば
の記事で「丸長のれん会」各店の味から、「栄楽」に近い味は無いかと沼袋「丸長」を訪れた筆者。
「栄楽」から近い店から攻めて行く、と書いておきながら、すっかり忘れていました。
「中野大勝軒」の存在を。
JR中野駅南口徒歩２分の位置にある「中野大勝軒」はもちろん丸長のれん会の傘下であり、「東池袋大勝軒」でつけそば（つけ麺）発案者として有名な山岸一雄氏が修行していた店。
山岸氏がつけそば（つけ麺）生みの親であれば、山岸氏がつけそばを初めて賄いとして出した「つけそば（つけ麺）発祥の地」が、こちら中野大勝軒なのです。
まず最初に、ここの味を確認せねばなりませんでした。
・スペシャルつけそば
・とんこつつけそば
等の様々なメニューがありますが、ここは基本の、
「元祖つけそば」（480円）
を頼んでみました。
つけ汁はどんぶりに少なめに提供されます。
具はメンマ、細切りチャーシュー、ネギ、海苔、とオーソドックスなもの。
麺は少々柔らかめながら、極太です。量も並盛だと少ない感じがしますが、480円であれば納得の量でしょう。
さて、味はと言うと……
汁は基本的な鶏ガラスープで、濃い目。
また、酸味が強く、浮いた油が濃厚な口当たりです。
一味と振ると……あれ、これ、「栄楽」に近い……？
個人的には今はなき「栄楽」の味を体験したい場合、妥協してそれなりに満足がいく気がします。
玉子のトッピングが味玉のみで、生玉子が無いのが残念なのですが、こんな「栄楽」の近場に「栄楽」の味の思い出を拾える味の店があったとは。
灯台下暗し、とはこのことでしょうか。
なお、中野大勝軒のつけそばは、公式サイトから通販で買うことが出来ます。
味わってみたい方は、こちらを購入してみては？
中野大勝軒
東京都中野区中野3-33-13 第２ビル
03-3384-9234
http://www.taishoken.net/index.html
新 池袋大勝軒もりそば（つけめん）しょうゆ味・チャーシュー・メンマ付
