- 2012年12月26日21:00
【なくなりました】中野ブロードウェイ側にある再開発中の飲み屋街「四十五番街」の廃墟的なさまがヤバイ
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中野ブロードウェイ横にある「四十五番街」という飲み屋街について。
(写真の奥に見える建物が、中野ブロードウェイ。)
中野ブロードウェイの早稲田通り側出口を出て右を見ると、「四十五番街」の看板が見えます。
「明るい飲食店街 四十五番街入口」。
かつてはいくつもの店の名前がこの看板に並んでいましたが、今では見てのとおり「ぱじゃんか」の名が大きく、ひとつだけ表示されています。
入口と言っても……
こんな細道。
実に怪しい。
奥に入ってみましょう。
居並んでいたはずの店は、建物ごと無くなり、ベニヤ板で囲われています。
実に寂しい。
「明るい飲食店街」が、うら寒く感じます。
いくつか建ったままの建物もあります。
これが入口にも表示されていた「ぱじゃんか」。スナックです。
この四十五番街で今も営業しているのは、この一軒のみ……のはずですが、これ、本当に営業しているんでしょうか。
完全に空き家となっている建物。
その向かいにもぽつんと一軒。
(ちなみにこれ、冒頭の写真に映った建物。)
看板がうっすら見えます。
「VOW'S BAR」=「坊主バー」。
現在は「ワールド会館」ビルに転居した、実際のお坊さんがバーテンを務める仏教バー「坊主バー」の、昔の店舗。
他にも小料理屋だったっぽい並びに、違法駐輪。
あんなに活気のある中野ブロードウェイや、中野の飲食店街にほど近い一角とは思えない荒れっぷり。
ただ、こんな荒れた空き地群に、ただひとつきれいな建物が建っています。
看板には、「ぱじゃんか」とあります。
この四十五番街の、最後まで営業を続けている(はずの)一軒と、同じ名前の看板が掲げられた、新しい建物。
老朽化した街全体がどんどん取り壊され、再開発されているのかすらも怪しい空き地のままの路地。
「四十五番街」最後の砦が、最初の店でもある街。
まだまだ、「街」としての再稼働は遠いように見えますが、ゆっくり見守りたい区画です。
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