- 2012年12月22日21:30
【閲覧注意】歌舞伎町のディープスポット!「上海小吃(シャンハイシャオツー)」という中華料理店で 犬 肉 を食べてきた
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新宿歌舞伎町の怪しい路地の奥。
そこに「上海小吃(シャンハイシャオツー)」という中華料理店がある。
ここは、知る人ぞ知る、本場の、現地どおりのレシピの中華料理が食える店。
店内の雰囲気も雑然としており、良くも悪くもまさに歌舞伎町の迷宮に迷い込んでしまった、そして見知らぬ場所へ来てしまった、そんな異邦人感に襲われる。
だが安心して欲しい。
店員さんに日本語は通じるし、食えないものが出てくるわけでもない。
前菜。
左上からスペアリブ、豆腐細切り炒め、しじみの醤油漬け、里芋煮。
どれも想像の味とは若干違い、フックパンチを受けたような、スライダーの球を受けたような……
しかしどちらにせよその味は空振りすることなく、ガツンとヒットする。
すなわち、癖になってついつい食べ進めてしまう、これらをツマミに酒を飲んでしまう。
揚げパンと蜂の巣炒め。牛肉煮込み。
辛さと痺れの麻辣味にパクチー。
どれも刺激的で、味付けに違和感があるものの、だからといって不味い・もういらないなんてことはない。
箸は止まらない。
さて、ここからがメインエベントだ。
この記事のタイトルをもう一度思い出して欲しい。
この日「上海小吃」の席に就いた時から、日本語が得意なおかみさんが、
「今日は赤犬あるよ」と勧め、
ひとしきり食べたあとに何かオススメは? と尋ねると、
「赤犬」
と答えるほどに、この日はいい肉が入ったらしい。
これは頼むしかないだろう。
※ここからは多少ゲテモノになるので、苦手な方はバックボタンで戻ってもらいたい。※
これが赤犬鍋だ。
野菜と春雨と、赤犬の肉を大量の香辛料スープで煮込んだもの。
この肉が、赤犬だ。
食感、味、共にクジラ肉に近い。
部位はどこだかわからないが、ものによってはぷるぷるの皮も。
味にクセはなく、わしっとした繊維質。
しかしよく煮込まれているのか、硬くて噛み切れないということはない。
また煮込みスープがこれも麻辣的な味なので、素材そのもののもとの味、というのは掴み切れない。
次に食べたのは、ウサギ肉。
ジビエでも食べることのあるウサギ肉。多少ゲテモノ感は薄れる。
これはセロリが一緒に炒められており、味はさわやかでもある。
もうひとつゲテモノを。
豚の脳ミソの炒め物。
脳のヒダがよくわかる。
これは見た目からして完全にゲテモノと言っていいだろう。
食べてしまえばなんてことはない、多少のアンモニア臭が感じられるが、舌にのせるとまったりと溶ける舌触りは、白子やフォアグラに近い。
味も濃厚で、見た目で遠慮するともったいない、これはまさに"珍味"だ。
〆は中華お粥とチャーハン。
見た目どおりに濃厚な味の粥は、
ガッツリと解禁になったばかりの上海蟹入り。
それに反してチャーハンは薄味で、なぜか土鍋で供され、オコゲが美味い。
「上海小吃」。
未知の体験の出来る店。
ここに辿り着くまではかなり迷い、怖い思いもするかもしれないが、飛び込んでしまえば、まるでテーマパーク。
日常で味わえない体験と、味。
しかし値段はリーズナブルで、日本語も通じる。
メニューを見てもらえばそれもわかっていただけるだろう。
「19周年半額セール! ~当分の間」
当分の間って、アバウトだな(笑)。
この日は皆で紹興酒をガブガブ飲んだが、これも500mlのボトルがメニューの値段の半額だった。
ディープスポットと言ったものの、その敷居は越えてしまえば意外に居心地が良く、楽しい。
あなたも体験してみてはいかがだろうか。
迷う所から始めて欲しいので、住所は載せないでおこう。
上海家庭料理 上海小吃
http://shanghai-xiaochi.com
(とはいえこちらの公式サイトにアクセス地図があるし、サイトを見てもらえれば非常に親しみやすい、まさに家庭的な雰囲気がわかってもらえると思う。)
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