- 2012年12月15日22:00
ごく家庭的な中華から火を噴くほどの麻辣味まで、朝まで元気な中野の中華料理店「豊海屋」
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中野ブロードウェイ横の、ワールド会館手前。
ジンギスカン「神居古潭」やホルモン焼肉「やみつき商店」のある一角にある、麻辣串焼き「豊海屋(とみや)」。
先日、池袋の辛くて痺れる中華火鍋の店「麻辣燙」を紹介したが、こちらも四川麻辣味を売りにする中華居酒屋である。
チャーハンやピータン豆腐、
餃子やエビマヨといった通りいっぺんの中華料理から、
お通しのおでん、ピーマンの肉詰め等の家庭料理までずらりと並ぶメニューは、かなり豊富。
しかも値段はリーズナブルで、営業時間も朝5時までと、終電を逃しても安心の店だ。
店の名前に冠せられている「麻辣串焼き」とは、手羽先やつくね、ねぎまといった焼き鳥を始めとした串焼きメニューのこと。
タレ・塩 という定番の味付けに加えて、それに「麻辣味」を選べる。
正直なことを書くと、筆者はこの麻辣串を食べたことがない。
本当に申し訳ないが、中野で飲んで終電を逃した、または逃す覚悟の仲間と二次会で、
「豊海屋の麻婆豆腐食いたいな……」となった場合に利用してばかりなのだ。
そのくらい、ここ「豊海屋」の
麻婆豆腐は絶品である。
普通に頼む通常の辛さでも、この色、この量。
そしてひと口食べると脳天まで痺れるような辛さ。まさに麻辣。
注文次第で、激辛にもしてくれるが、それがまた度を越して辛い。
しかし美味い。
売りの麻辣味は他のメニューにも転用され、
こちらは棒々鶏。
かかっているのは単なるゴマだれと思いきや、これもまた辛味としびれ感のある麻辣味で整えられている。
こちらはグツグツと煮立った土鍋で出てくる、麻辣鍋(二人前)。
モツと牛肉、春雨とタロイモの入った激辛ながらモツの甘味を強く感じる、まさにこの季節にうってつけの一品。
(もちろん〆の雑炊まで出来る。)
他にも定番の餃子など本格中華から麻辣味のアレンジメニューまで、何から何までもが美味く、青島ビールがぐいぐい進む。
ここで紹介したいくらい何度も利用しているのに、看板である麻辣串焼きを未だ食べていないのが申し訳ない気分だ(笑)。
とにかく麻婆豆腐と餃子は一食の価値あり。
中野で終電を逃したら、夜を過ごす店としてここを覚えておいて欲しい。
麻辣串焼き 豊海屋
中野区中野5丁目55-7
03-5380-5009
黄飛紅 麻辣花生410g/袋【中華スパイシーピーナッツ】おつまみ珍味