- 2012年12月07日22:00
ここは本当に池袋なのか?中国に来たのではないかと錯覚する激辛麻辣鍋の店「マーラータン」
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西池袋で激辛火鍋が食べられると聞いたので行ってみた。
「麻辣燙(マーラータン)」。
参った。この店の鍋はホントに辛いし、雰囲気もかなりキテる。

基本の鍋は壁に書いてあるとおり、600円。
激辛耐性は強い筆者。激辛の「4辛」を頼もうとしたが、同行者が物怖じし、おすすめの「2辛」で頼むことに。


しかし出て来たものはこのとおり真っ赤っ赤。
鍋もコンロをはみ出す超デカ仕様。
仕切りがあるのはなぜか。
それはここのシステムと関係がある。
こちらのマーラータン鍋、具材は1本80円均一のバイキング形式。



店の一角は、このとおり食材置き場。
肉、モツ、野菜、海鮮。
色とりどりの串が雑然と置かれている。


それらを好きなだけ各自カゴに盛り、

煮えた汁に浸け、煮込むわけだ。
海鮮や野菜、味が混ざらぬよう、この仕切りで種類を分けつつ煮込む。
会計の際はこの串の数を数えて勘定される、明朗会計。
それにしても、壁の写真を見てもらって違和感を感じただろうか。
そこらじゅうが漢字、漢字、漢字。



メニューも美味そうな四川料理の数々が並んでいるが……
日本語は申し訳程度。
これは何ですか? と店員に訊こうものなら……
店員さんが全員中国人。
しかも、日本語がおぼつかない。
店員相手に流暢な会話をしていると思ったら、我々以外の客は全て中国人だった。
つまり、店内はそれなりに混んでいたのだが、日本人は筆者の一行のみだった。
すごい疎外感。
というか、「こんなところに紛れ込んでしまって申し訳ありません」気分。
しかし鍋は激辛激ウマだ。



辛いだけではない、四川風 麻辣味の火鍋。つまり、痺れるように激辛だ。
麻辣味で煮込まれた白菜やレンコン、エビやタコ、そして肉。
食べればクセになって食べ続けてしまうし、食うほどに汗が噴き出る。
髪がびしょびしょになるほどに。
これで「2辛」なのだから、4辛になるとどれほどのものか。
さすがにこの2辛鍋、「赤から」の赤10番鍋に比べれば、若干辛味は抑え目。
とはいえ、痺れる麻味で、刺激の度合いはだいぶ肉薄している。
4辛マーラータン……気になる。
そして他のメニューは一体……。
しかし、あまりの異邦人感に、店員に声をかけ、質問するのがはばかれる。
メニューを眺め、やっとのことで理解したのは、

串と同じ場所に置かれているこの皿にラップされた一品料理は、各種280円均一だということ。
(ピータン豆腐だけ取って来てみた。)
串具材をしこたま煮込んで食って、それなりに腹も膨れたので、追加オーダーは断念することにした。
筆者の友人にはそれなりに中国語を勉強している者もいるので、今度はそいつを連れて行き、いろいろ頼んでみたいと思う。
だってこんなにカラシビ旨いマーラータンの汁、ぜったい〆に何か楽しむ方法あると思うんだ。
筆者達が帰ったあと、きっと店員も周囲の客も、
「あいつらこんなとこに紛れ込んじゃって、何も訊かずに火鍋も中途半端な食い方してったな」みたいなこと言われてるに違いないんだ!(被害妄想)
他のメニューも激辛ぞろい。激辛マニアの筆者としては、4辛鍋と共に挑戦したいし、これは再挑戦するべき店だ。
大重慶麻辣燙(マーラータン)
東京都豊島区西池袋1-35-2 明徳ビル3F
03-6914-1159

ブレアーズ サドンデスソース・ジョロキア 150ml