- 2012年11月27日07:00
どうして焼酎より日本酒の方が酔っぱらうの?醸造酒と蒸留酒の違いとは
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「焼酎は好きなんだけど日本酒は苦手なんだよなー、すぐ酔っちゃうから」などといった会話を耳にした事はないだろうか。人の好みは千差万別色々あるものの、不思議に思うのはそのアルコール度数。
日本酒は10度そこそこだが焼酎は20~25度、中には50度近いものもある。
数字だけ見れば焼酎の方が余程酔いそうなものだがこれはどういう事なのだろうか、それは両者のお酒の造り方に違いがあるからなのだ。

まず醸造酒の造り方だが、原料がアルコールと炭酸ガスに分かれるまで発行させてから濾過・熟成されたもので原料の風味が保たれ非常に香りが良いお酒とされている。
一方の蒸留酒はというと発酵させた上で加熱を繰り返し蒸留・濃縮を繰り返すためどうしてもアルコール度数が高くなるのだ。
つまりアルコール度数の差は『蒸留・濃縮の工程があるかないか』という事になる。
ここまで聞いてもやっぱりアルコール度数の高い蒸留酒の方が酔いそうな気がするが、その秘密もやはり工程の違いにあるのだ。
醸造酒というのは前述の通り『蒸留』の過程を通過しない、という事は香り豊かな風味を得られる事と引き換えに、液中にどうしても原料の不純物(ビールなら酵母、ワインならブドウの皮など)が含まれる事になってしまう。
これが悪酔いの原因となるわけだ。
逆に蒸留酒は蒸留の際に一緒に不純物も除去しているので悪酔いが少ないというわけである。
家でワインやビールをガブ飲みする酒飲みと、Barでウィスキーをじっくり味わう酒飲み、どちらが悪酔いしそうな酒飲みかは考えるまでもないという事だ。
まあ、これは言うまでもない事だが過度のアルコール摂取やストレスを抱えて飲むお酒は醸造酒・蒸留酒に限らず悪酔いする可能性大なので、お酒を口にする人は節度を持って嗜んでもらいたいものだ。

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