- 2012年11月26日17:00
加山雄三も舌鼓!巣鴨の大胆まぐろステーキと……伊勢海老の干物!?
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おじいちゃんおばあちゃんの街、巣鴨。
一部で非常に話題となっている「若大将のゆうゆう散歩」でも、加山雄三本人が訪れ、その場で食べたという「まぐろステーキ」を買いに行って来た。
巣鴨とげ抜き地蔵にほど近い、商店街からちょっと路地に入ったところ。
干物店「干物まる」はそこにある。
店の中は、当然ながら干物尽くし。
種類豊富で美味そう、かつ安い干物が、所狭しと大陳列。
その奥に、まぐろステーキは置いてあった。
しかしそれだけ買ってももったいない、と店内を物色すると、なんだこれ。
「伊勢海老の干物」。
これは珍しい。しかも値段も手頃。(半身で1,399円)
南アフリカ共和国産の輸入伊勢海老を材料に、干物にしたもの。
店主に聞くと、「本当は国産にしたいんですけど、国産だと3,000円超えちゃうんですよね……」と、苦笑い。
それでも南アフリカ産は品質も衛生環境も良い、と太鼓判。
実に派手だ。ヒゲも堂々と。
ついでにまぐろステーキのことも聞いてみる。
店主「輪切りってのがミソで、これだとマグロの赤身から大トロ部分まで、一枚で楽しめるんですよ」
つまりこういうことである。
この部位表に書かれる、全てがこの輪切りに反映されるわけだ。
これは例えば4分割し取り分けるなど、うかつなことは出来ない。
(説明を聞いて一人で食おうと心に決めた筆者。)
それぞれ、焼くとこうなる。
伊勢海老の干物は、当然ながら鮮やかな赤味を増し、
半身の為、ぶりっとした身だけでなく、ミソも味わえる。
身自体もほどよく締まって、海老の味が濃い。
干物なので少々塩分の強さを感じるが、さっぱりとレモンやすだちを絞って、ミソと和えながら食べるのが美味い。
まぐろステーキは、店主の言うとおり、部位によって味や食感に差異があり、一品でマグロの食べ比べをしているようなものだ。楽しい。
伊勢海老の干物は、食べ終わった殻は、味噌汁の出汁に。
二度美味しい。
この2つはどちらも1,000円オーバーの品だが、サンマの開きなど2尾で399円。安い。
非常にリーズナブルな定番商品から、珍しい品まで。
加山雄三が散歩に立ち寄るわけだ。
巣鴨のこの干物、おじいちゃんおばあちゃんに独占させてはもったいない。
この味、ぜひご家庭で味わって欲しい。
干物まる
東京都豊島区 巣鴨3-38-3
03-5980-6072
http://himonomaru.jimdo.com/
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