- 2012年11月24日17:00
ケバブとドンドルマ以外何を知ってる? すいません、わかりません。なのでトルコ料理店「アンカラ」に行ってみた。
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トルコ料理と言えば何を思い描くだろう?
アキバで名物となっているケバブ?
伸び~るアイス、ドンドルマ?
渋谷においしいトルコ料理店「アンカラ」があると聞いて、行ってみた。

渋谷マークシティのほど近くのビルの地下に「アンカラ」はあった。
ご機嫌なトルコ風音楽が聞こえて来る。
中に入ると、店員の半分以上はトルコ人。
しかし日本語は堪能なので安心して欲しい。
厨房は完全にトルコ人シェフが独占。
店内にはトルコ語が飛び交う。

まずいただいたのは、トルコビール「エフェス」。
ピルスナータイプのビールで、暑い夏にぐいぐいと行きたい、クセのないさっぱりとしたビールだ。
さて、まず前菜。

ひよこ豆のペースト「フムス」を始めとした、様々なペースト状の「何か」。
水分を抜いたハーブ入りクリームチーズヨーグルト「ハイダーリ」など、5種類。
これらは、


間に切れ目の入ったピタパンに挟んだり、ラマダン(断食)の時だけ食べられるラマダンパンに付けていただく。
ヘタをするとこの前菜だけでかなりおなかいっぱいになってしまうので注意だ。

クシュパシュピデ。
角切りラムの入ったトルコ風ピザ。
独特の形状にラムの存在感が強く、実にうまいんだが、これもおなかにたまりそう。
まだメインのケバブが来てないぞー。ここで腹一杯になってしまっては困る。
ビールも無くなってしまった。

ので、トルコのワイン、その名も「カッパドキア」をボトルでいただいた。
トルコにある世界遺産「カッパドキア」をモチーフにしたボトルは、独特の形状だ。
(メニューには「希望の方にはお持ち帰りいただけます」と書いてあったが、持ち帰りを申し出ると今は回収することにしています、と断られてしまった。)

ケバブ盛り合わせが届いた。
これで二人前。
定番ドネルケバブから、ラムチョップやチキン、ケバブと名の付くメニューの盛り合わせだ。
トルコ風バターライスも添えられている。
ケバブ屋が日本に定着して、あの味が受け入れられているわけだが、あくまでアレは牛肉。
この盛り合わせには、羊肉のケバブや羊肉のミートボールも含まれていて、あの独特の香りが強い。
羊肉が苦手な方もいるだろうが、これらを前述の前菜と共に、ピタパンに挟んで食べると、様々な香辛料の香りが足されて、やや食べやすくなるのではないだろうか。
ワインも早速なくなってしまった。
次の酒は、


ラク。
ぶどうから作られた蒸留酒で、アニスで香りづけされている。
水割りにすると、透明な液体が、白濁する。
アブサンに似た味と特徴だ。
アルコール度数も45度と高く、水割りやソーダ割をオススメされる。
(ちなみに水割りの際は、トルコ産のミネラルウォーターが出て来る。写真左。)
さあ、腹の余裕もほんのちょっとある。せっかくだからトルコ料理をもう2品頼んでみよう。

メネメン。
メニューには「野菜たっぷりのチーズ入りフライドエッグ」と書いてあり、いったいどんな形状の、どんな味かが気になって頼んでみた。
正体は見ての通りである。
スクランブルエッグにチーズや野菜が混ざっていて、これがまたうまい。
不思議ととゴハンにのせたい味だ。

もうひとつは「ムサカ」。
ナスとミートソースのトルコ風グラタン。
このまま食べると、実に親近感、既視感のある味だ。
ナスとミートソースのグラタン、と言ったら想像のつく味、といったらわかってもらえるだろうか。
しかし、添えられている薬味を付けて食べてみると、風味が変わって、確かに「トルコ風」の味となる。
不思議だ。
メニューには他にも、トルコの魚料理や、サラダがあって、どれも試したいのだが、もうだいぶ腹いっぱいになってしまった。
最後はトルココーヒーとトルコ風のデザートで締めますか。

右上の「ドンドルマ」以外は、まったく馴染みのない味と食感。

これはくるみゆべしにも似た味だが、食感がまるで違う。

パイは焼き上がったあと蜂蜜に浸けておいたのではないかというほどに蜜があふれ、甘い。
というか、デザートはすべて、日本でのスイーツ感覚以上に、猛烈に甘い。
(メニューにはインド料理店で見られる辛味度の数値と同じように、「甘味度」が併記されていた。)

また、トルココーヒーも実に甘い。
甘くて、コーヒーの苦味も強い。
というのも、


現地のコーヒーはドリップしない。
というわけで、飲んだ後にはコーヒー粉がどろりと沈んでいる。
上澄みを飲む、というわけだ。
トルコ人はこのコーヒーを飲んだあと、ソーサーにカップをかぶせてひっくり返し、カップの底に残ったコーヒーの「模様」で運勢を占う「コーヒー占い」をするらしい。
写真は筆者がそれを試し、大失敗したものだ。
絵・模様など浮かび上がることなく、どろりと全面に残ってしまった。
なお、「アンカラ」では、金曜と土曜の晩、ベリーダンスのショーも行なっている。


踊り子さんは店内の席の間を踊り、踊り、果てには客をも巻き込んでしまう。
客は日本人ばかりだが、店内は完全にトルコの雰囲気。
トルコ人シェフが作る本場の味。
美味いし、楽しい。
渋谷の夜の過ごし方のひとつに、トルコを味わう「アンカラ」の夜、加えてみてはいかがだろうか。
トルコレストラン アンカラ
東京都渋谷区道玄坂1丁目14-9 ソシアル道玄坂 B1F
03-3780-1366
http://www.ankara.jp/

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