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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 07:00

【閉店しました】激旨うどんの陰に隠された店主の涙ぐましい苦悩……武蔵野うどんの「肉ZIRU王」

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『笠置そば』の掻き揚げそばが(いい意味で)パケ写詐欺すぎる!!
ゴメン、美味すぎてリピーターになっちゃった!「笠置そば」のカレーざるセットが絶品!

と、すっかり「笠置そば」のリピーターとなってしまっている筆者。

実はこの筆者が通う「笠置そば」沼袋店の隣には、うどん屋がある。

うどんもそばも美味い笠置そばの隣に、なんという挑戦的な態度だろう。

その店の名は「武蔵野手打ち肉汁うどん 肉ZIRU王」。

「王」を名乗るか。ますます挑戦的だ。

それに、肉汁うどんなら笠置そばにもあるんだぜ。

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ほら、「笠置そば」の肉汁うどん。
「肉ZIRU王」、いかなものか。

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こちら、「肉ZIRU王」の肉汁うどん(750円)。
お、おう……これは……見事な……まさしく武蔵野うどん……!

一応説明しておきますと、「武蔵野うどん」とは、よくあるご当地うどんというよりは、東京西部から埼玉にかけての旧武蔵野地域によく見られる、それはそれはコシの強い冷やしうどんに、豚肉やキノコなどを具にした温かい汁につけていただくうどん。

その歯ごたえはゴリゴリと硬く、噛み締めれば噛み締めるほどに小麦の香る、実に特殊なうどんである。

こちら「肉ZIRU王」も、その武蔵野うどんのスタイルで、ごわっとした冷やしうどんに温かい肉汁が付いて来る。

あれ……? けっこうこれ……期待出来るんじゃあ……。

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汁にはたっぷりの豚ばら肉。

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(ほじくり出した際にくずれてしまったが)茄子。

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よく〆られたうどんは、見てのとおり、見た目からして「ごわごわ」している。
小さな掻き揚げ天はちょっとしたサービスか。

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さて、いただこう。
この時点で、うどんの硬さが伝わるだろうか。

これは茹でが足りないのではない、コシがハンパないのだ。

……と思って口に入れると……

「あれ? 俺の記憶の武蔵野うどんより、やわらかい……」

武蔵野うどんのあの、奥歯がギリギリと軋みを立てるほどの硬さが無い。

それでも通常のうどんに比べてもコシは強い。

通常400gだという並盛りを、わしわしと食いまくった。

これは美味いよ。

豚肉の脂と汁の甘味をまとったコシの強いうどんは、噛んで噛んで味わう。

武蔵野うどんとしてはもうちょい硬めがいいけど。



食い終わって、店主に訊いて見る。

――これ、武蔵野うどんとしては柔らなくないですか……?

店主は申し訳なさそうに答えてくれた。


店主「初めてのお客さんには、本場武蔵野うどんより柔らかめに出してるんですよ……」


聞くと店主の涙ぐましい苦悩がわかった。

本場「武蔵野うどん」を知らない客は、武蔵野うどんのコシの強さに困惑し、

「茹でが足りない」「茹で直せ」とクレームするのだと言う。

もちろん茹でが足りないわけではない。

店主「3日に1回はそんなクレームが来るので……」

現在は柔らかめに出しているそうだ。


無念だ。

本場武蔵野うどんを提供し、武蔵野うどんというニューフェースを紹介しようとしているのに、「茹で直せ」というクレーム。

店主「本場の味がよろしかったら、そうおっしゃってくれれば、あのコシと硬さで提供いたしますよ!」

もちろん次回はそうしよう。

大盛り無料券ももらったし。

本場のコシと硬さで味わう、

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このうどんのキレハシ、手打ちで手切りの証拠となる、このオマケを味わうことが楽しみなのだ。

みんなももし「肉ZIRU王」を訪れた際は、「本場の味(硬さ)で!」とコールして欲しい。


武蔵野手打ちうどん 肉ZIRU王
東京都中野区沼袋1-34-24
03-3388-1120
http://www.shumei-group.co.jp/nikuziruou/


冷凍うどんで極うまレシピ
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