- 2012年11月15日07:00
紛らわしい!国産牛と和牛の違いはどこにある?
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デパートやスーパーマーケットの食肉コーナーを覗くと、食品名に『国産牛』と『和牛』と銘打ったお肉が陳列してある光景をよく目にするのだが、あれ?国産牛と和牛って同じ物じゃないの?と疑問に感じた事のある人も少なくないだろう。
この2つの違いはいったい何なのだろうか。
1つ、これはお役所が定めた公式の設定になるのだが『国産牛』という物は本来乳用種のオスを肉用に飼育した牛の事で、『和牛』というのはあくまで肉用の為に育てられた牛の事を指す。
まあ、これだけなら違いは非常に分かりやすいのだがもう一つの理由が厄介。
それは外国から入ってきた品種であっても日本で生まれ育った牛(輸入されてから3ヵ月間)を『国産牛』と呼び、純日本産、つまり生まれも育ちも日本の在来種を『和牛』と呼ぶ事だ。
これらの区別は非常に曖昧であり業者や地域によってもマチマチなのが現状だ。
たしかに『アメリカ産』や『オージービーフ』などと聞くより『国産牛』の方が聞こえがいいのは確かなのだが、実際はほぼ外来種といっていいお肉である場合も少なくない。
というわけで現状消費者を非常に混乱させるという事で、「曖昧な区別をなくそう!」と声を上げている農家も多いようだ。
ただやはり値段は正直で、陳列されている牛肉を見ると国産牛より和牛の方が高めで、見た目も和牛の方が美しいいでたちをしている場合が殆どだ。
和牛は日本で生まれ育ったエリート中のエリート、ドラゴンボールで言えば伝説の超サイヤ人のようなものだ。
国産牛と和牛、どっちがどうなのか分からなくなったら高くて美味しいのは和牛と考えておけばとりあえず間違いはない。
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