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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 21:45

可愛すぎて食べれない!と話題騒然中のどうぶつドーナツ、その生みの親!?「イクミママのどうぶつドーナツ」に突撃取材してきた

自然派ドーナツチェーン「フロレスタ」のどうぶつドーナツが可愛すぎるので20種勢ぞろいさせてみた
http://news-act.com/archives/18369027.html

実はこの記事を書くにあたり下調べをしたところ、どうしても伺わねばならぬ店を発見した。

東急東横線 元住吉駅にほど近い、「イクミママのどうぶつドーナツ」。

現在25種類のどうぶつドーナツをはじめ、材料と味にこだわった自然派ドーナツを売り物とする持ち帰りドーナツ店。

「フロレスタ」の類似店?――なんて最初考えた筆者は完全な認識不足だった。

この「イクミママのどうぶつドーナツ」こそ、かつては「フロレスタ 川崎元住吉店」であり、どうぶつドーナツを全国に知らしめた、いわば元祖だったのである。


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これは行かねばなるまい、25種のどうぶつドーナツ全種をお持ち帰りする為に。

そして出来れば、お話を伺う為に。

25種類のどうぶつドーナツを全て予約し、とある平日の午後、突撃してみた。

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元住吉駅西口、ブレーメン通り。

徒歩5分もかからない場所に「イクミママのどうぶつドーナツ」はあった。

予約して来た旨を伝えた上で、お話を聞かせてもらえないかと申し出たところ、筆者の予約した25種のどうぶつドーナツをちょうど厨房から運んで来た「イクミママ」が、快く応じてくれた。

――あの、こちらはかつて「フロレスタ」というドーナツ店ではなかったですか?
イクミママ「ええ、もともとフロレスタ川崎住吉店だったんですが、どうぶつドーナツを全面に押し出したくて、卒業させてもらうことになりまして『イクミママのどうぶつドーナツ』として独立したんですよ」

そうなのだ、「フロレスタ」チェーンは全国にあるものの、公式サイトを覗くと「どうぶつドーナツ」はどこにも紹介されていない。

都内では特に高円寺店がどうぶつドーナツにチカラを入れているものの、どうぶつドーナツは「フロレスタ」全店のアイテムではなく、各店舗のオリジナル商品のバリエーションのひとつでしかないのだ。

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イクミママ「で、最初に『フロレスタ 川崎元住吉店』のオリジナルドーナツとして『ミケ』を発表したところ、すごく反響がありまして」

『ミケ』はTwitterで拡散され、その評判にテレビや雑誌に次々と紹介された、しかしそれは「フロレスタ 川崎元住吉店」の名前でだ、すると「ミケ」は住吉店のオリジナル商品にもかかわらず、全国のフロレスタに問い合わせが行く。

問い合わせがあるなら「ミケ」を作りたいと思う、他の店舗オーナーもいる。

先日筆者が訪れた「フロレスタ 高円寺店」も、そんなどうぶつドーナツを作りたい・売りたいと考えた店舗のひとつだったのだ。

そこで、もしかしたら答えづらいかもしれない質問を投げかけてみた。

――今、フロレスタのチェーン傘下を抜けて独立している状態ですが、今特にどうぶつドーナツを推しているフロレスタ高円寺店さんとの関係は? あちらもかなりの数のどうぶつドーナツを販売してますが……?
イクミママ「高円寺店さんが今も売ってるどうぶつドーナツの大半は、私が作りました。でも関係が悪いってわけじゃありません(笑)。どうぶつドーナツを作りたいとおっしゃるので、まだココがフロレスタ川崎住吉店だった時に作り方を教えに行ったり、来てもらったり。高円寺店さんもオリジナルで新しいどうぶつドーナツを開発して、今でも仲は良いですよ」

そう、言わば「職人の腕」。職人芸にも等しい、かわいらしいドーナツの造形。そうそう量産出来るものではない。それも等しく全員かわいいドーナツは、工場で流れ作業で出来るわけがない。

イクミママ「ウチは最初は、どうぶつドーナツの特に顔については、描ける者が二人しかいなくて。今でこそ7人まで増えましたが、でも7人です。どうぶつドーナツを作れる人材の育成は、かなりチカラを入れています」

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等しいようで少しずつ表情の違うどうぶつドーナツ、それはどうぶつドーナツを作ることの出来る人材のちょっとした個性。

「イクミママのどうぶつドーナツ」で、しばらくどうぶつドーナツを買い求める客を眺めてみた。

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店頭を見て、「かわいい!」と女性客や子どもがショーケースに寄って来る、そして即座に購入を決める。

「あるぱか をください」

するとアルバイトの女性店員がトレイをショーケースから客の目の前に出し、「どの子がいいですか?」と尋ねる。

客ははにかみながら、「じゃあ……」と悩み、「この子をください!」と、並んでいる「あるぱか」ドーナツのうちのひとつを指さす。

自分の気に入った子を選んで持ち帰りする様子は、実に微笑ましい。

客が去ったあとで、そのアルバイト店員に筆者は尋ねてみた。

――今の、お客さんに選ばせるのってすごくいいですね。
「男性客も今のようにすると、照れながらも『じゃあこの子を』って選んでくれるんですよ。その為に、ウインクしてたりほんのちょっと表情を変えたりしてます。自分の描いた顔を選んでもらえると、特にうれしいですね」

――じゃあ、今お持ち帰りされた子はもしかして……
「私が描きました!」

話を聞いたアルバイト店員は、得意とも照れとも取れる笑顔で答えてくれた。

これは……実にやりがいのある仕事じゃないか。

イクミママ「でも、かわいい、っていうのは付加価値で、もちろん美味しくなければまた来てもらえないし、話題も続かないと思うんですよ」

フロレスタ高円寺店を調べた時もそうだった、フロレスタ自体が、自然な素材にこだわったドーナツ店である。

しかし全国規模のチェーン店、その材料はおそらく、会社として決められたものをどの店舗も使用しているはずだ。

イクミママ「ウチは傘下から独立したので、そういった意味では自分達で材料を調達しなければならなくなったわけで、独立してからかなり自分の足で材料を探しました。材料はよりこだわるようになりましたね」

メディアに紹介されるようになり、わざわざ静岡や新潟から、元住吉にどうぶつドーナツを買い求める客が来たこともあると言う。

通販を取り扱うようになったら、それこそ北海道から沖縄まで、地方各地から注文が来るようにもなったらしい。

もちろんそれはどうぶつドーナツの見た目のかわいさに惹かれてのことだが、ドーナツとして美味しくなければ、二度の来訪・注文は無い、ヘタなものを売るわけにはいかないのだ。


そうした覚悟と、もちろんそういうドーナツを作る力量が、「イクミママのどうぶつドーナツ」を支えている。

だからこそ、

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(※.共にイクミママのどうぶつドーナツのブログからの転載)

こうしたオリジナルオーダードーナツの注文にも応じている。

誕生日のケーキ代わりに、オリジナルバースデーどうぶつドーナツプレート、会社のパーティ用にオリジナルどうぶつドーナツプレートといったものを。

例えば飼っている犬やネコを元にしたデザインを、はたまた動物以外のモチーフでも、数個から100個単位で、注文することが出来る。

これまでも何度か、有名人の誕生日パーティ用に、その有名人が飼っているネコをイメージしたオリジナルどうぶつドーナツプレートを作ったり、某有名企業の社内パーティ用に、その会社のマスコットドーナツを作ったりもしたと言う。
(その写真は、イクミママのどうぶつドーナツのブログhttp://ameblo.jp/floresta-mama/で見ることが出来る)

本来売り物ではない、自分だけのオリジナルどうぶつドーナツを作ってもらえるのは、かなりうれしい、プレゼントや誕生日パーティにはうってつけのアイテムと言えるだろう。

しかも、場合によっては、

イクミママ「注文いただいたオーダードーナツから、新しいどうぶつドーナツのラインナップに入ることもあります」

自分のペットが、イクミママのどうぶつドーナツの商品になる可能性も!?

こうしたイクミママのどうぶつドーナツへのこだわりと、どうぶつドーナツそのものの愛らしさが、常連や新たなファンを開拓していて、先日こちらのファンだというお客が、

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こんな編みぐるみを作ってプレゼントしてくれたと言う。

これは食べられないが、たしかにどうぶつドーナツだ。

イクミママ「うれしいですよね。せっかくだから店頭に飾ったり置いたりしてみたら、またこれも評判で。作ってくれた方に相談して、近々このどうぶつドーナツ編みぐるみもウチで商品として扱わせてもらおうと考えています」

確かに欲しい、食べて無くならないどうぶつドーナツ。

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かわいらしい25種のどうぶつドーナツ、どうぶつドーナツにかける思いで独立したイクミママ。

これからもどんどんバリエーションは増えて行くと言う。

イクミママ「一年後には30種類を越えるんじゃないかと思いますよ」

こうしたどうぶつドーナツはイクミママが言うところの「出番表」があり、一日に5種類、ローテーションでショーケースに並ぶ。

予約をすれば、写真のとおり25種すべてをお持ち帰りすることも可能。

中にはこんな変り種ドーナツも!
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一見するとたこ焼きだが実はこれもドーナツ!青のり部分は苦く、紅生姜部分もきっちり紅生姜味でタコの代わりに中にはリンゴが。

こんなにも可愛らしく美味しいどうぶつドーナツ、興味はあるけど遠くて足を運ぶのが難しい……という人は公式サイトhttp://ikumimama.com/から全国からの注文を受け付けているので是非利用してみるといいだろう、メールフォームも用意されている。

バースデーやオーダードーナツの注文も、問い合わせてみればあなただけのキュートなどうぶつドーナツが手に入るかもしれないぞ!


イクミママのどうぶつドーナツ
神奈川県川崎市中原区木月3-6-18 モトスミコアビル1F
044-434-3640
10:30~21:00(日~木)/10:30~22:30(金、土)
http://ikumimama.com/
Twitter https://twitter.com/ikumi_mama


【どうぶつドーナツ全種ギャラリー】
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※.アルパカドーナツは元フロレスタ恵庭店オーナー様より、元住吉店なら想いを引き継いでくれるとのことで開発レシピを託して頂いたとの事です