- 2012年10月29日07:00
【閉店】店長は…柴犬!?猫カフェならぬ犬バー!渋谷の「bar black sheep」
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渋谷道玄坂、ヤマダ電機LABI。その裏口を出たら、左を見上げてみて欲しい。
かわいらしい柴犬が、こちらを覗いているかもしれない。
――ここは、「bar black sheep」。
道玄坂裏の隠れ家的バーだ。
LABIの裏口を出てすぐ左のビルの二階。
階段を上がると、奥に入り口がある。
早速犬の脱走防止の柵がw
この柵を乗り越えると、
ガラスの扉から、black sheep の店長、柴犬のハナちゃんがこちらを覗いている。
このハナちゃん、人間マスターの飼い犬で、生後1年半のメス犬だ。
毎日人間マスターと共にこのバーに出勤してくる。
ちょっと、隣失礼しますよ。
とばかりに客の隣の席に座るハナちゃん。
非常におとなしく、また人懐っこく、柴犬店長を名乗って偽り無しの接客をする。
この日4度目の来店だと言う、居合わせた女性客の膝に、おとなしく座るハナちゃん。
「もう、お客さんの膝の上は定位置ですね」
人間のマスターは言う。
ハナちゃんは本当によく、お客と遊ぶ。
客の投げたボールを追って店内を走り、カウンターに座る客の近くに寄って、「ちょっと膝に乗せてくださいよ」と見つめる。
「カウンターが埋まってると、お客さんの膝の上を右から左まで渡ったりするんですよ」
この日は残念ながら筆者と写真に写った女性客だけだったが、それはそれでハナちゃんと遊ぶのを独占出来て、正直うれしい(笑)。
もちろんここは犬と戯れるだけの場所ではない。バーなのだ。
モヒートをいただいた。
もう季節のカクテルではないが、ミントがさわやかで、実にうまい。
目の前に並んだ酒や頼むのもいいが、オススメは、
カゴに盛られたフルーツから、マスターにオススメを訊くのが良い。
マスターが毎日仕入れるこだわりの果物で、客の好みに応じたフレッシュフルーツカクテルを作ってくれる。
キウイ、パイナップル、
レッドグレープフルーツ、レモンから作ってもらったカクテル。
これらのカクテルに、名前は無い。
「カクテルの名前って、妙にかっこつけてたりで、言うのも言われるのも恥ずかしくて」
とマスターは言う。
だからここでは、使ってもらいたい果物と、お酒をざっくり伝えて、名前の無いカクテルをお願いするのが正解だ。
これは、いちごのカクテル。
こうした話を聞いたり写真を撮ったりしている間も、
柴犬店長・ハナちゃんは女性客の膝の上で落ち着いてしまっている(笑)。
「ねむいー」
寝た。
起きた。
やっぱり寝た。
しっかり寝る時は、隣の空き席で。
でも接客しないと……。
起きた。「やっぱ眠いよー」
これはカウンターの隅に置かれた、自由に食べていい駄菓子箱。
さっきのカクテルの写真に、バカボンパパが写っていたのをお気づきだろうか。
赤塚不二夫のマンガキャラクターや、楳図かずおの「まことちゃん」。
これらはマスターが好きなものだ。
暗くシックな内装に、なぜかしっくり来るそれらのキャラのフィギュアが飾られている。
実にフシギで、癒される空間。
フレッシュフルーツカクテルを味わいに、
マンガキャラを見に、
そしてもちろん、柴犬店長ハナちゃんに会いに、
ぜひ渋谷のblack sheep、ヤマダ電機LABI の裏口から、見上げて欲しい。
「ここで待ってます」
ちなみに無料の駄菓子箱。
中には「犬用おやつ」も入っているので、取るときは注意だ(笑)。
bar black sheep
渋谷区道玄坂2‐29‐13若槻ビル2F
19:00~(日曜定休)
どうせあんたも撮り逃げすんでしょ~、的な💢 twitter.com/hanatheshibain…
— bar black sheep 道玄坂さん (@hanatheshibainu) 10月 27, 2012
撮り逃げしないで、中で相手してあげてください(笑)柴犬変顔写真集 シバだもの。