- 2012年10月01日17:00
激辛鍋はお好き?「赤から」の辛~いモツ鍋「赤から鍋」最激辛・赤10番食べてみた
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数年前から東京では、真っ赤っ赤な辛~い鍋をメインに据えた、名古屋発の辛いホルモン鍋のお店が増えてますね。
その名も「赤から」。最近でも池袋・中野に支店を増やし、中国・青島にも支店をオープンさせたとか。
ココの主力メニューである、その名も「赤から鍋」は、赤1番から赤10番までの辛さのレベルがあります。
ちょっと涼しくなって来たし、そろそろお鍋かな~、という気分で、一番辛い「赤10番」に挑戦して来ました。

まずはお通し。別に辛くないですよ。
ヒゲのハイボール(ブラックニッカ)でカンパーイ。
さて、では「赤10番」をオーダーしましょう。
この店で最激辛ということで、店員さんも「辛いですよ? 大丈夫ですか?」と心配そうに確認します。
ええ、辛い鍋を食いたくて来たんですよ。中途半端な辛さじゃ、負けた気分になるじゃないですか。
「赤10番でお願いします」と再度店員さんに念を押し、用意をしてもらいます。

はい来たドーン! 真っ赤っ赤。(三人前)
実に鮮やかな赤ですね!

フタを閉め、火をつけ、「穴から湯気が立って来たら、また伺いますのでそのままにしておいてください」と店員さん。
じゃあ出来上がるまで、他のメニューでもいただいておきますか。

赤きゅう。
「赤から」オリジナルの辛味噌でいただきます。
名古屋味噌の甘さと、辛味が同時に来て、美味いです。サッパリしてます。
辛さはちょっと刺激があるなぁ程度。

赤から名物三種盛り(赤)。
鶏せせりと、つくねと、鶏皮の焼いたもの。(タレで焼いた赤と、塩焼きの白が選べます。)
こちらは黒胡椒で。
せせりは「赤から」の、赤から鍋と同じくらい推しているメインメニューのひとつ。
実にもちもちと弾力のある焼き加減、皮もパリッまではいかない絶妙な焼き加減で、どれも美味しいです。
ちなみに〆用に「せせり丼」がメニューにありますが、これは絶対美味いはず。ゴハンにワンバンさせたい味。
(結論から言うと、〆の丼とかムリ……というほど食い過ぎた。)

唐揚げ。
こちらも特製タレの辛味が香る、ジューシーな一品。
これらをつついていると、鍋から湯気が立って来ています。
それを見計らった店員さんが来て、フタを開け、

よーくかき混ぜて、
「頃合いです。どうぞ!」と。さて、ここからが赤10番との戦いですよ!

美味そうだ。しかし辛そうだ。
湯気が既に、文字通り刺激的。
具はホルモン、豚バラ、つくね、白菜、もやし、ニラ、豆腐、揚げ。
えー、なんと言うか、この日集まったメンツ、みんなけっこう辛さに強いんですよ。
だから、「こんな辛いの食えねーよ!!」と叫ぶ者はいないんですが、たぶんこれ、辛いの苦手な人にはヤバいでしょうね。
そこそこ自信がある人なら、美味しくいただけるギリギリの激辛だと思います。
正直これ以上の辛さを期待してたんですが、名古屋ならではの「味噌」鍋としての美味さ・味をけして殺さない、ギリギリの激辛。
味噌の甘みを感じつつも、辛さの刺激に身体は正直に反応します。
汗すごい出ます。むせます。身体の奥からカッカ来ます。
でも、美味い。
あっという間に三人で平らげ、追加でホルモンと海老水餃子をいただきました。
そう、実にホルモンが美味いんですよ。味噌の甘さと、ホルモンのあのプルッとした脂の甘さ。それに唐辛子の刺激がパンチ利いてて、食欲をそそる。どんどん食べちゃう。汗止まらない。
これはこれからの季節、いいですよ!
さて、鍋の〆と言えば何でしょう。
雑炊? ラーメン? きしめん?
今回は、

チーズリゾットで!
再び鍋に火をつけて、ゴハンとチーズ、そしてパセリをぱらりと。

ゴハンがほどよく汁を吸って、チーズの存在がわからないくらいまで混ぜ、

いただきます。
これがまた美味いのなんのって。
まるで見えなくなっちゃったチーズが、その濃厚な味だけはまったく隠さず、また不思議なことに、
なぜかトマトの味がする。
ああ、これリゾットだ! チーズリゾットだよ!
でもすごい辛いよ!! トマトの味するけど、トマトなんか少っしも入ってなくて、完全に唐辛子の赤だよ!
これは不思議な体験でしたね。トマトが一切入ってないのに、実にトマトの酸味を感じる。
食べてる全員が満場一致で「トマトの味がする!」と叫び、どんどん胃に掻き込んで行く。
これもあっという間に平らげて、

ごちそうさまでした。
激辛欲が充分満たされました。ありがとうございました。
「赤から」は新宿・池袋・渋谷・吉祥寺・中野など、都内に17店舗。
全国には北海道から福岡まで幅広く展開しています。
これからどんどん寒くなる季節。
辛~い鍋で、おなかの中からあったかくなりましょう!
赤から
http://www.akakara.jp/
ちなみに、店員さんに聞いてみると赤10番は滅多に出ないそうです。
この日担当してくれた店員さんは3番がだいたい標準で、5番が限度、と言っていました。
そら「10番頼むんですか?」と何度も確認されたわけです(笑)。
でもほんと、10番でも美味しくいただけますよ!

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