- 2012年10月12日21:30
埼玉ローカルでは終わらない!餃子チェーンの伏兵「ぎょうざの満洲」じわじわと東京・大阪進出中
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「3割うまい!!」というキャッチフレーズで(埼玉県民に)おなじみの餃子チェーン、「ぎょうざの満洲」をご存知だろうか。
現在本社を埼玉の坂戸市に置き、その創業・店舗本店は所沢市という、生粋の埼玉ローカル企業だ。
餃子の大手チェーンと言えば全国規模の「王将」「大阪王将」だが、「ぎょうざの満洲」はここ数年でじわじわと東京都内に店舗を増やし、とうとうこの9月、一気に箱根を飛び越え、「王将」の本丸とも言える関西・大阪に初出店を果たした。
「ぎょうざの満洲 JR野田駅店」。
その勝算はあるのか。
いったいなにが「3割うまい!!」のか。
さすがに大阪へ飛ぶ事はカンタンに出来ないので、都内の新店舗のひとつ「高円寺店」へ実際に餃子を食いに行き、その味を確かめてみた。
ラーメンタンメン味噌ラーメン。
レバニラ唐揚げ麻婆豆腐。
それらの一品料理と、定食。
キムチザーサイといった軽いおつまみ。
そして1皿6個210円の餃子。
ビールや紹興酒まで用意し、「王将」グループと遜色のないラインナップ。
特に驚きなのは、その210円という低価格の餃子を二人前12個用意した「ダブル餃子定食」の手軽さだろう。
その値段、500円。ワンコインだ。
(二人前は多いなあ、という方は、餃子1人前の「餃子とライスセット」など、値段は370円。500円でおつりが来る。)
これがワンコインのダブル餃子定食。
実に美味そうな餃子だ。
王将では、店内で店員がせわしなく餃子を握っている姿が見られる。
材料はセントラルキッチンで用意され、餃子として完成させるのは各店舗で、というシステムだからだ。
ぎょうざの満洲では、餃子は坂戸の本社工場で作られ、冷凍され、各店舗では焼くだけだ。
しかし、冷凍とあなどるなかれ、
この皮のモチモチ感。
加水50%の、非常にやわらかい皮だという。
もう一度言う。
実に美味そうだ。
さて、では、ぎょうざの満洲オススメの、
「醤油6、酢3、ラー油1」のタレにつけて、いただいてみる。
噛んだら肉汁があふれた。
パンパンに詰まっているわけではないが、餡は充分なボリュームがある。
皮の厚さがわかるだろうか。
加水50%を謳うその皮は、見た目以上のもっちり感があって、歯ごたえ、噛みごたえ充分。
ずっと噛んでいたい……なんて気持ち悪いこと言ってないで、続けて口に白米を押し込みたくなる絶妙な焼き餃子である。
二人前の充分なボリューム。
それをたった500円で食える安さ。
そして何より、美味い。
「王将」チェーンは大阪市内だけでも50店舗を超える。
そこに打って出た「ぎょうざの満洲」チェーン、「JR野田駅前店」たった1店舗。
戦いは厳しいだろう。
しかし埼玉の雄として、いや関東代表として、獅子奮迅の戦いぶりを期待したい。
東京都内では、東武東上線沿いの練馬や板橋、
中央線沿いの武蔵境、荻窪、高円寺などにチェーンを増やしている。
東京には埼玉に近い北西側からじりじりと攻め込んで来ているわけだが、個人的には他餃子チェーンを脅かす為にも、早急に東京都心部への出店を期待したい。
その安さと、いったい何が「3割うまい!!」のか、それをぜひ確かめに来てほしい。
ぎょうざの満洲
http://www.mansyu.co.jp/
なお、上記ホームページで冷凍生餃子の通信販売を行うほか、各店舗で冷凍生餃子の持ち帰り販売もしている。
この生餃子、簡易包装の業務用であれば、餃子60個で1,145円。
実に餃子1個20円を切る。
かなりお得で、店舗でダブル餃子定食をいただいている時も、ひっきりなしに持ち帰り餃子を買い求めるお客が来ていた。
ご家庭での餃子パーティに、冷凍庫のストックに、このお土産も、かなり使えるはずだ。
読む餃子